3. 保険料が高い…都道府県によって差が出るのはなぜ?
後期高齢者医療保険料に差があると「住んでいる場所によっては損してしまう」と感じる人もいるでしょう。なぜ都道府県によって保険料に差が見られるのでしょうか。
後期高齢者医療保険料に差が見られるのは、都道府県ごとに医療給付や75歳以上の人口が異なるためです。後期高齢者医療制度は、前述のとおり都道府県に設置された広域連合が運営しており、保険料率の見直しなども各広域連合ごとに行っています。この保険料率の設定には、医療給付額や75歳以上の人口といったデータが反映されます。
医療給付額が多い自治体や75歳以上の人口が多い自治体は、適切な医療サービスを提供するために、その原資である保険料を高く設定せざるを得ません。保険料率が上昇すれば、その分保険料も高くなるのです。
金額だけ見れば後期高齢者医療保険料には5000円ほどの差がありますが、実際は各都道府県の実態に応じた金額となっており、根拠のある数字が算出されているのです。
次章では、2026年度から徴収が始まる子ども・子育て支援金について解説します。