仕事や用事で疲れてしまい、買い物せずに家に帰ってきたときに限って、「メイン食材がない!?」なんとことはありませんか?肉や魚がなければ、家族を満足させられる食事を作るのが難しいもの。

でもそんなときにこそ、活用して欲しいのが缶詰です。そこで今回は主菜・副菜・おつまみの3つに分けて、缶詰を活用できるレシピとアイディアをご紹介します。

主菜として食べられる缶詰レシピ

1.鯖の水煮缶で味噌煮

鯖の水煮缶を利用すると、鍋を使わずに大根と鯖の味噌煮が作れますよ。

1センチほどの幅でいちょう切りにした大根と、少量の水を耐熱容器に入れて、軽くラップを上にかけレンジで加熱。(500Wで3~4分)

耐熱容器から大根だけを取り出して、残った汁に鯖の水煮缶の汁・味噌・みりん・片栗粉の調味料と、薄く切った生姜を入れて混ぜる。再度、軽くラップをかけてレンジで温まるまで加熱。

先に加熱した大根ととっておいた鯖の水煮缶の身を皿などに入れて、温めた調味料をまわしかけて10分ほど放置すればできあがり!

材料の目安としては、鯖の水煮缶1つに対し、大根は5センチほど。味噌・みりん・片栗粉は同量で、各大さじ1杯ずつ。

レシピのポイントは、調味料を過熱したあとに味見して、味が足りない場合には味噌を足すこと。または温かいうちに調味料に混ぜると味がなじみやすいですよ。

2.鯖の水煮缶でチーズ焼き

乱切りにしたトマトを汁ごと鯖の水煮缶と一緒に耐熱容器に入れ、上からマヨネーズと溶けるチーズをのせて、オーブントースターで加熱。(10分ほど)

チーズが溶けて、トマトに火が入ったらできあがり!

材料は鯖の水煮缶1つに対して、トマト1つが目安です。マヨネーズとチーズはお好みで調節しましょう。

加熱しているときにチーズが焦げそうになったら、アルミホイルでカバーしてあげるときれいに出来上がりますよ。

3.鮭缶でシーフードグラタン

水煮の鮭缶は汁を切って好みで骨をとっておいて、耐熱容器にきのこやほうれん草など、好みの具材とともに入れる。

上からホワイトソースやチーズをかけて、オーブンで加熱。(200℃で10分ほど)

分量は手持ちの耐熱容器に合わせて調節OKです。

野菜を一緒に入れるときには、先に火を通しておくとオーブンでの加熱が短くても大丈夫!

4.コンビーフ缶でキッシュ

さいの目切りにしたじゃがいもを耐熱容器に入れ、ラップをして加熱。(500Wで7分ほど)

サラダ油を入れたフライパンに、すりおろしたにんにくとみじん切りにした玉ねぎを入れて炒める。

玉ねぎがしんなりしたら、コンビーフを入れて混ぜ合わせながら炒める。

フライパンにじゃがいもを入れて、塩コショウで味付け。

フライパンで炒めた材料を耐熱容器に入れ、卵・牛乳・塩コショウを混ぜた卵液をかけて、溶けるチーズをのせる。

オーブンで加熱したらできあがり!(250℃で10~15分)

分量はコンビーフ1つにつき、じゃがいも中3・玉ねぎ中1/2・卵M1・牛乳100CCが目安。塩コショウや溶けるチーズはお好みで加えてくださいね。

副菜として食べられる缶詰レシピ