「子供の初めての高校受験、何をどうしたらいいか、さっぱり見当がつかない・・・」そう思っている中2、中3の高校見学初体験のお母さんお父さんもいるのでは?中学校を卒業したら、3年間通うことになるかもしれない学校です。せっかく電車賃を掛けて時間を割いて見学に行く学校ですので、よくよく見ることが大事です。

「・・・とはいっても、何をどう見たらいいかわからない」筆者も高2の長女の学校見学の時はそうでした。今年次女が高校受験を迎え「ああ、長女の時はこうだったから、こうすればいい」と経験値で動いているところもあります。そんな三姉妹の母の高校見学の虎の巻をご紹介します。

近くの高校から行く

「そもそも、どこの高校を見たらいいかわからない」という声もよく聞きます。筆者もそうでした。そんな場合は、一番近い高校から見学をスタートするのがおススメです。

高校3年間、毎日通う学校です。近い方に超したことはありません。先日の中学校の進学説明会で、校長先生が話していたのは「自分自身、自宅から学校まで1時間半掛かるので大変だ」ということ。なので、あまり遠すぎる学校は通学が大変なのでそこを忘れないようにと話をしていました。

先日の次女の塾の面談でも、1時間半強かかる併願優遇の学校を考えているといったら、塾長に「もう少し近い方がいい」と勧められました。確かに8:30登校と考えると、1時間半の通学時間なら7:00には家を出る、ということは6:00には起きなくてはなりません。お弁当を作るお母さんは5:30です。通学時間45分の学校なら、7:45に家を出る、ということは6:45に起きれば大丈夫ということになります。高校生はどうしても夜更かししがちです。勉強の効率を考えても、なるべく睡眠時間を取れるようにする方が得策です。

さらに、朝下り電車で行ける学校なら尚良し!です。上りの電車のラッシュは大人でもぐったりします。長女は下り電車での通学なので、ゆったり座っていけとても快適でストレスがないといっています。

文化祭に行く

文化祭は、ご存知の通りテンションMAXのイベントです。「おお、高校生ってこんなところまでできるの!すごい!」と思う高校もある一方、はっちゃけすぎて「そこまでしちゃうの?」と、ガッカリしてしまう高校もあります。

どうしても子供のレベルの上の学校にばかり目が行きがちですが、実はそうでない学校もみておくべきなのです。事実、長女はとある学校の文化祭に行って「あそこの学校だけは行きたくない」というのが勉強のモチベーションになったのです。どんなところが残念なポイントだったかというと・・・

あまりにも教室が汚い

食べ物屋さんや縁日などのイベントが終わって汚いまま放置されている教室がありました。筆者の目にはまあこんなもんかと思っていたのですが、長女の目には「これじゃいやだ」と映ったそうです。

女の子の化粧がケバすぎる/スカートが短すぎる

これは筆者の目から見ても行き過ぎなところがあって、ちょっと難しいなと思っていました。長女はありえないと思っていたそうです。

長女はあまり進んで勉強をやるタイプではありませんが、そんな彼女のモチベーションをあげるのがそういうポイントだったというのは、親として意外でした。

メモして「記録」にも「記憶」にも残す