ふるさと納税の返礼品は季節商品を除き、注文するとすぐに届くものがほとんどです。冷凍での保存が可能な返礼品を注文した場合は、冷凍庫のスペースの確保も忘れないようにしましょう。

筆者も冷凍庫で長期間保存できると判断し、複数の自治体に冷凍食品を注文した結果、返礼品が一気に届いてしまい、冷凍庫に入りきらなくなってしまう事態に陥ったことも。冷凍庫の空き具合を確認してから注文することで、このようなミスを防ぐことができます。

また冷凍も冷蔵も不要で、常温での保存が可能な食べ物として、アルコールや飲み物、菓子類などがあります。このような常温保存可能なものでも、納付額によっては大きな段ボールで届くことがあるので、あらかじめ保管場所を確保するようにしましょう。

毎月届く定期便がおすすめ

保管場所を確保できないけれど返礼品がたくさんほしいという方は、毎月届く定期便の利用がおすすめです。

筆者も、コシヒカリの産地である新潟県のある自治体に納税したおかげで、毎月5kgのお米が届いています。また、佐賀牛が有名な自治体からは、霜降り牛やハンバーグなど、毎月形を変えて佐賀牛が冷凍で届いています。

お米は必ず買わなければならない食品のひとつですから、家計はとても助かっています。重たいお米を玄関まで届けてもらえるのもうれしいですね。

また、霜降り肉は普段購入する機会がないので、お祝いなどの特別な日に食べています。お肉の量は家族が1回の食事で食べきれるほどの量で届いており、冷凍庫での保管場所に困ることもありません。

まとめ

ほしい返礼品は決まったけれど、取り扱っている自治体の数や種類が多くて選べない方もいらっしゃるでしょう。例えば「肉類」だけでも、肉の種類、部位の違い、加工品など、金額も種類も実にさまざまなのです。この中から自分好みの返礼品で、しかも予算にあうお肉を選ぶとなると、とてもハードルが高く感じるかもしれません。

そのような時は、応援したい自治体から先に選んでみてもいいかもしれません。出身地から近いところ、または被災地などを優先して選んでみてもいいですね。
ふるさと納税で食品を選ぶ際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

林 加奈