使途不明費が20%も。貯蓄成功のコツは支出の見える化

「老後2000万円問題」が社会問題になるなか、「自分も貯金を始めようかな」と考えている人もいるかもしれませんね。

今回は、そんな貯金初心者さんでも始めやすい3ステップ式の貯金方法をご紹介します。1つずつ順番に進めていけば、貯金の基礎的な流れがつかめるでしょう。

みんなどのくらい貯めているの?

最初に、「実際にほかの人がどのくらい貯金をしているのか」についてご紹介します。
総務省統計局が2019年5月に公表した『家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)』によると、2人以上の世帯における1世帯当たり貯蓄現在高の平均値と中央値は下記の通りです(1世帯当たりの貯蓄現在高の平均・中央値の表を参照)。

続きを読む

拡大する

1世帯当たりの貯蓄現在高の平均・中央値(出典:総務省統計局の資料を参考に編集部作成)

中央値とはデータを大きい(小さい)順に並べたときに真ん中にくる数字です。全世帯を対象とした貯蓄現在高の平均値は1752万円と高額で、中央値も1000万円を突破しています。このデータには、いわゆるリタイア組も含まれます。

全世帯の54.3%を占める勤労者世帯に絞ってみると、貯蓄現在高の平均値は1320万円、中央値は798万円でした。だいぶ数字は下がってきますが、まだまだハードルが高いと感じる人も少なくないでしょう。

1年で100万円貯めるには

「手始めに1年で100万円貯めよう」と考えている人もいるのではないでしょうか。単純計算すると1カ月あたり約8万円ずつ貯めていけば目標を達成できます。ボーナスが支給されていて、その大半を貯蓄に回せる人であれば1年間に100万円貯めるのはそう難しいことではありません。

たとえば、年2回ボーナスが支給されていて30万円ずつ貯金に回せるなら、残りの40万円を毎月およそ3万円ずつ貯めていけば良いからです。

一方、ボーナスが出ない人やボーナスを住宅ローンの支払いに充てている場合は1年で100万円貯めるのは容易ではないでしょう。

貯金で目標とすべき金額はライフスタイルによって変わってきます。「1年で100万円貯める」というばく然とした目標を立てるのではなく、自分に合った目標を設定することが大切です。

3ステップ式貯金法とは

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者
LIMO編集部
  • LIMO編集部
  • 株式会社ナビゲータープラットフォーム

LIMO編集部は、日本生命やフィデリティ投信で証券アナリストやポートフォリオマネージャーであった泉田良輔を中心に、国内外大手金融機関勤務経験のある編集者やライター、ビジネスネットメディアやファッション誌、業界紙での編集・執筆、書籍校閲・校正経験のあるメンバーで運営をしています。沿革としては、LIMOの前身である投信1(トウシンワン)は個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げました。Longineのサービスは2020年3月に終了となりましたが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。