2.2 お金が貯まらない人の習慣
お金が貯まらない人には、「なんとなくお金を使い、結果的に残らない状態が続いている」といった共通点があります。
意識的に無駄遣いをしていなくても、家計の管理が曖昧なため、結果としてお金が残らないケースが多く見られます。
具体的には、次のような習慣です。
- 残った分を貯金しようとする(結果的に残らない)
- 支出を把握していない(家計の見える化ができていない)
- セールやポイントに流されやすい
- 老後資金を「なんとかなる」と後回しにする
- 預金だけで安心し、インフレ対策をしていない
収入の多さだけで貯蓄の有無が決まるわけではありません。
お金の流れを把握できていないことが、貯蓄に差が生まれる一因になっているケースもあります。
「余った分を貯める」という考え方のままでは、貯蓄は増えにくい傾向です。
3. まとめにかえて
70歳代の貯蓄状況を見ると、世帯ごとの差が大きいとわかります。年金収入があっても、家計の余裕度にはばらつきがあるのが実情です。
収入の多さだけでなく、日々のお金との向き合い方や家計管理の積み重ねが影響していると考えられます。老後の家計については、今あるお金をどのように守り、どのように使っていくかを見直す視点も欠かせません。
まずは家計の流れを把握し、無理のない範囲で整えていくことが将来の安心につながります。
参考資料
- 総務省「家計調査報告[家計収支編]2025年(令和7年)平均結果の概要」
- 金融経済教育推進機構「2025年家計の金融行動に関する世論調査」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
円城 美由紀