ガーデニングを楽しみたくても、毎シーズンの苗代や植え替えの手間を考えると、二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。そんな迷いを払拭してくれるのが、植えっぱなしで春から秋まで咲き続ける花たち。

単に安価な苗を買うのではなく、開花期間が長く丈夫な性質の植物を選ぶことが、節約ガーデニングの大切なポイントです。今回は春に植えれば秋までそのままでずっと咲き続ける一年草や多年草を、参考価格とともに紹介します。

1. この記事で紹介する「春~秋ずっと花咲く春植え植物」にまつわるあれこれ

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白いカラミンサ・ネペタの花々

Svetlana Zhukova/shutterstock.com

  • 秋まで植えっぱなしOK!春~秋ずっと花咲く春植え《一年草》6選
  • 植えっぱなしOK!毎年春~秋ずっと花咲く春植え《多年草》4選
  • 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

※この記事で紹介する一年草には、原産地では多年草でも日本の気候では一年草扱いとされている植物も含まれています。

2. 秋まで植えっぱなしOK!春~秋ずっと花咲く春植え《一年草》6選

2.1 ペチュニア:丈夫で品種豊富な花

ペチュニア2/15

ビビッドピンクのペチュニアの花

aimpol buranet/shutterstock.com

花色や咲き方のバリエーションが豊富なペチュニア。近年は品種改良が進み、八重咲きやフリル咲き、シックなニュアンスカラーなど多種多様です。

日当たりと水はけのよい環境を好み、こまめな花がら摘みでさらに花付きがよくなります。

※参考価格:100円~800円前後(3号ポット苗)

2.2 ニチニチソウ:暑さや乾燥に強く真夏も元気

ニチニチソウ3/15

淡いピンクのニチニチソウの花

Fn. TT/shutterstock.com

ニチニチソウは暑さや乾燥に強く、真夏でも元気に開花。咲いた花は数日でしぼみますが、毎日途切れることなくつぼみが上がってきます。

過湿を嫌うため、水のやりすぎに注意し、風通しのよい場所で育てましょう。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

2.3 ベゴニア:半日蔭でもよく育つ

ベゴニア4/15

鮮やかなピンクのベゴニアの花々

kuenlin/shutterstock.com

半日陰でもよく育ち、春から秋まで繰り返し花を咲かせるベゴニア。赤やピンク、白などの花色があり、日陰の庭や玄関先を明るく彩ります。

蒸れると株が傷みやすいため、込み合った部分を間引きながら育てましょう。

※参考価格:100円~500円前後(3号ポット苗)

2.4 ジニア:明るい花色がエネルギッシュ

ジニア5/15

赤やピンクなど、色とりどりのジニアの花

Saori Baba/shutterstock.com

ジニアは花色が多く、ビビッドカラーからやさしいパステル調まで多彩。暑さに強く、春から秋までエネルギッシュに花を咲かせます。

花姿も一重から八重のほか、愛らしいポンポン咲きまであり、切り花にもおすすめです。

※参考価格:100円~500円前後(3号ポット苗)

2.5 アンゲロニア:穂状に咲く小花が涼しげ

アンゲロニア6/15

白や紫、ピンクのアンゲロニアの花々

Ohm2499/shutterstock.com

高温多湿に強く、真夏でも花が途切れにくいアンゲロニア。すらりと立ち上がる細い茎に、多くの小花を咲かせる姿が涼やかです。

白や紫、ピンクなど落ち着いた色合いが多く、剪定をおこなうことで繰り返し花を楽しめます。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

2.6 バーベナ:可憐な小花が密集して咲くナチュラルな花

バーベナ7/15

赤紫の花を咲かせているバーベナ

Tupungato/shutterstock.com

バーベナは小さな花が集まって咲く姿が可憐。はうように広がるタイプや立ち上がるタイプなど種類が豊富で、グランドカバーやハンギングにも最適です。

紫・ピンク・白などのやさしい花色が、ナチュラルな庭によくなじみます。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

3. 植えっぱなしOK!毎年春~秋ずっと花咲く春植え《多年草》4選

3.1 ガザニア:乾燥や暑さに強い

ガザニア8/15

オレンジの花を咲かせているガザニア

prasom boonpong/shutterstock.com

太陽の光を浴びて開く花が、力強さを感じさせるガザニア。乾燥して痩せた土壌でも元気に育ち、植えっぱなしで毎年花を咲かせます。

常緑の葉は冬の間も地面をおおうため、雑草対策にも効果的です。

※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)

3.2 宿根ネメシア:花から漂う甘い香りが魅力

宿根ネメシア9/15

紫と白、ツートーンのネメシアの花々

F_studio/shutterstock.com

宿根ネメシアは一年草タイプに比べて開花期間が長いのが特徴。真夏を除き、春~秋、暖かい地域なら冬まで、長い期間可憐な花を楽しめます。

花から漂う甘いバニラのような香りも魅力です。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

3.3 カラミンサ・ネペタ:優しい草姿と爽やかな香りが魅力

カラミンサ・ネペタ10/15

白い小花を咲かせているカラミンサ・ネペタ

Tom Meaker/shutterstock.com

小さな白い花が霧のように株をおおい尽くすカラミンサ。葉に触れると、ミントのような清涼感のある香りが広がります。

日なたから半日陰まで適応し、こぼれ種でも増えるほど生命力旺盛です。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

3.4 ガウラ:軽やかでナチュラルな雰囲気

ガウラ11/15

淡いピンクのガウラの花々

Alex Manders/shutterstock.com

ガウラは風に揺れる小さな花が涼しげ。細くしなやかな茎がふんわりと広がり、庭に軽やかでナチュラルな雰囲気を演出します。

暑さや乾燥に強く、痩せ地でもよく育つ強健な性質です。

※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)

4. 植えっぱなしで春~秋ずっと咲く花で、お金をかけずに彩りの絶えない庭づくりを

春~秋まで咲き続ける強健な花を植えることで、苗代の経費や植え替えの負担が軽減されます。手間をかけずにずっと美しい庭にしたい…そんな理想を実現するには、植物の性質を理解した花選びが大切なポイントです。

春に植えた小さな苗が、夏の暑さを乗り越え、秋まで咲き続けて庭を華やかに彩ってくれます。そんな頼もしい花々に囲まれて、彩りの絶えない庭を満喫してみませんか。

5. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?12/15

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※分類には諸説あります。

※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。

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