4月は歓迎会、5月はゴールデンウィークなど、春はイベントが目白押しで何かと出費が増えやすい季節です。その一方で、近年の物価高騰を受け、家計の管理をより一層意識しているご家庭も少なくないでしょう。

総務省統計局が2026年1月23日に発表した「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)平均」によれば、総合指数は前年と比較して3.2%上昇しました。これは特に、限られた収入で生活する年金受給世帯にとって大きな影響をおよぼしています。

このような物価高の状況において、公的年金を含めた所得が一定基準に満たない方を支援する「年金生活者支援給付金」が、物価の変動を反映して2026年度(4月分)から増額されることになりました。

この記事では、「年金生活者支援給付金」に焦点を当て、支給対象となるための要件、2026年度の給付基準額、そして具体的な申請手続きについて詳しく解説していきます。

1. 年金生活者支援給付金とは?

年金生活者支援給付金は、公的年金などの収入金額や所得が一定基準額以下の方の生活を支援するために、年金に上乗せして支給される制度です。

この給付金には、以下の3つの種類が設けられています。

  • 老齢年金生活者支援給付金
  • 障害年金生活者支援給付金
  • 遺族年金生活者支援給付金

「老齢・障害・遺族」の各基礎年金を受け取っている方で、公的年金などを含めた所得が基準を下回る場合に、2カ月に1回支給されます。