お金を貯めるのが苦手、お金がどうしてもうまく貯められない。そんな人には、自分が気付かない理由があります。実は「収入が少ないから」とか「節約できないから」以外にも、さまざまな貯められない理由があるもの。そこで今回は、お金が貯められない理由をチェックリストにしてみました。ぜひ一度、チェックしてみてくださいね。

お金の価値が他人より低い

そもそも収入の割に支出が多く、お金に余裕がない。貯金できるほどお金が余らない。こういう人は無駄遣いが多いことが一番の理由だと考えられます。このタイプに当てはまるのは以下のような人です。

  • 買い物をして後悔することが多い
  • 後先を考えない衝動買いが多い
  • 欲しいものを見つけたら他と値段の比較をしないで購入する
  • 欲しいものを明確にしないままウィンドウショッピングをする

このタイプは、お金がうまく貯められる人とは買い物のスタンスや買い物するときの意識が違って、つい簡単にお金を使ってしまいがち。知らず知らず無駄遣いが多くなって、貯金に使えるお金がなくなってしまうのです。自分にとってのお金の価値が、他の人よりも低いんですね。

これではいつまで経ってもお金が貯められないので、まずは自分の中のお金の価値を考え直す必要があります。さらに言えば、買い物に対する考え方も改めてみることが大事です。1週間に使える予算を決めたり、買い物に出かける回数を決めたり、欲しいものがあっても一晩考えるなどのマイルールを決めて、買い物に使うお金をセーブしましょう。

生活コストが高すぎるのを放置

無駄遣いはしていないのになぜかお金がない。そんな人は生活コストが高すぎるのかもしれません。たとえば、こんな人です。

  • 家賃が可処分所得の30%を超えている
  • 光熱費・水道代の明細をあまり見ない
  • スマホ代や通信費の削減について考えたことがない
  • つい外食が多くなりがち
  • 贅沢しているつもりはないのにお金がない

生活コストが高い場合、「贅沢をしているわけじゃないのに、どうしてお金がないのだろう?」と原因がよくわからないことが多いものです。自分が生きるために必要なコストだと思って支払っているものですから、贅沢しているという意識は生まれないですよね。それでついコストが上がっていってしまうということがあります。

たとえば、保険料やスマホ代、光熱費などの固定費を見直してみたり、もっと安いプランを検討してみたりするとだいぶコストが変わってきます。また、週に4回は自炊するなど、無理のない範囲で努力してみることも大事です。自分なりに妥協できる点をいくつかピックアップしてみて、節約できるコストについて考えてみるといいでしょう。

自分が貯めるべき目標金額がわからない

次は、お金の使い方に問題があるというよりはお金の貯め方に課題がある人のパターンです。たとえば、以下のような人ですね。