6. まとめにかえて
今回は、年代別やライフコース別の具体的な年金受給額を解説しました。
年金受給額は、月額1万円未満から30万円以上の高額受給者まで幅広い分布となっており、個人差が非常に大きいのが現実です。さらに、2025年の法改正により短時間労働者の社会保険加入要件が見直され、今後は働き方による年金への影響がより身近なものになるでしょう。
一方で、携帯料金をはじめとした固定費の負担は老後も一生涯続くため、年金収入だけで安心して暮らすのは容易ではありません。だからこそ、まずはご自身の受給見込み額をしっかりと把握することが第一歩です。ご自身の現状を知り、それに合わせた貯蓄や資産運用の計画を今日から立てていきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 政府広報オンライン「年金の手続。国民年金の第3号被保険者のかたへ。」
- 日本年金機構「国民年金の第3号被保険者制度のご説明」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 政府広報オンライン「パート・アルバイトの皆さんへ 社会保険の加入対象により手厚い保障が受けられます。」
村岸 理美