夢のまた夢の国!それでも思い出が作りたい。パニック障害の女性が踏み出したささやかだけど大きな一歩とは。

【マンガ記事】しらたまママのパニック奮闘記

 

 

前回のお話第4話 苦手な場所)でもご紹介したように、パニック障害を抱える人にとって、「待つ」「並ぶ」「遠出」は、パニック発作と常に背中合わせの行動ともいえます。このため、そのような動作の連続となってしまうテーマパークなどは、怖くて行くことができないという患者さんもおられるようです。

しらたまママさんも、ひどいときはわずか数百メートル先の幼稚園の送迎ですらダメだった、という経験の持ち主。しかし、病気を抱えつつも、毎日やりたいことが充実しているしらたまママさん。このところ少し症状が落ち着いてきたということもあって、娘さんとの思い出作りに、あの「夢の国」へ行ってみることにしたのです。

パニック障害を発症して以来、一度も足を踏み入れることがなかった「夢の国」。以前と変わらない華やかな景色を前に、しらたまママさんは感動を覚えます。

早速、テーマパークの醍醐味である乗り物にGo!でも、なるべく人が少ない日にしようということで、イベントがない雨の日を選んだものの、それでもやっぱり人は多く、室内の乗り物に乗る前に軽い発作が起きてしまいます。しかし、いざ乗り物に乗ってみると、意外に大丈夫でホッ。

雨の日だったのと、待ち時間の長さで、ほとんど乗り物に乗ることはできませんでしたが、さすがは「夢の国」。見どころ聞きどころが満載で、娘さんとふたり、現実を忘れて夢の中にいる気分で楽しむことができました。

やったー!行けたー!!!

ささやかだけど、大きな一歩。「苦手な場所をひとつ克服できたことで、ひとつ前に進むことができた気分です。」と、嬉しそうに語るしらたまママさん。少しずつでもゆっくりでも、多くの思い出を娘と一緒に作っていけたら、と、あらためて強く思う機会になったそうです。

「パニック障害」という病気について今以上に正しい知識が広まり、偏見がなくなればと自身の経験を、わかりやすく語ってくださるしらたまママさん、そんな彼女のリアルな日常や思いについて、今後もお届けしていきます。

ご注意:本記事はパニック障害と診断された方の体験記であり、パニック障害の症状等を医学的に説明するものではないことをご理解頂けますと幸いです。

【マンガ記事】しらたまママのパニック奮闘記

パニック障害歴20年のベテランで新米ママのしらたまママさんは、パニック障害という病気を抱えながら、出産を経験し、今も育児の真っ最中。病気によって起こる辛いことも、それを乗り越えて楽しく生きようとすることも、全部含めた、しらたまママさんのパニック障害のリアルをお届けしていきます。

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web関連会社でデザイナーとして勤務後、出産を機にフリーのイラストレーターとして活動中。
ゆるかわな動物や子供のイラスト、ファッションや美容系のイラストを主に描いています。
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