2. 今さら聞けない「個人向け国債」商品の特徴は?

個人向け国債には以下の3つの種類があり、毎月発行されています。

  • 変動10
  • 固定5
  • 固定3

上記の個人向け国債はすべて、1万円から購入が可能で、購入額の上限はありません。元本の返済と利払いは、国が責任を持って行うため、信用リスクが極めて低いのが特徴です。

年0.05%の最低利率が保証されていること、発行後1年を経過すれば中途換金も可能であること(※直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます)も、多くの人がメリットと感じやすいでしょう。

固定型と変動型では、特徴や仕組みが異なります。具体的に見ていきましょう。

変動10(変動金利型10年満期)

「変動10年」とは、10年満期の債券で、適用される利率が半年ごとに見直される変動金利型の個人向け国債です。

利率は直近の10年固定利付国債平均落札利回りを基準金利として、0.66を掛けて算出されます。利子は半年に1回のペースで受け取れます。

利率が金利変動の影響を受けるので、半年ごとに受け取る利子が変わる可能性があります。

固定5・固定3(固定金利型5年満期・3年満期)

「固定5年」と「固定3年」とは、それぞれ満期が5年と3年で、発行時に決められた利率が満期まで適用される固定金利型の個人向け国債です。

利率は、5年および3年固定利付国債の想定利回りを基に、それぞれ0.05、0.03を差し引いて算出されます。変動10年と同様に、利子は半年に1回のペースで受け取れます。

発行した時点で、将来受け取る利子の総額がわかるのもメリットのひとつです。