4. 個人向け国債が合っている人

ここまでの特性を踏まえ、具体的にどのような人に個人向け国債が適しているのかを簡単にお伝えします。

1.投資は怖いけれど、できるだけお金を増やしたい
「新NISAなどに興味はあるが、元本割れのリスクが怖い」という方の投資デビューに最適なのが、個人向け国債です。元本保証の安心感を得ながら、現在の銀行の普通預金や定期預金の金利を上回る水準の利息を期待できます。

2.しばらく使う予定のない、まとまったお金がある
マイホームの頭金や教育資金など「使う時期が決まっており、絶対に減らせない資金」の保管場所に向いています。使う時期に合わせて3年・5年・10年の商品から期間を選ぶことができるため、自分のライフプランに合わせたお金の置き場所として最適と言えます。

5. おわりに

昨今の金利上昇を背景に、「安全性を保ちながら、預金よりも高い利息を得られる」選択肢として個人向け国債は注目を集めています。今回の試算はあくまで一例ですが「5年間で数万円の差」は、ただお金の置き場所を変えるだけの対価としては大きなものです。

まずは手元の資金を整理し、目的に合った商品を選ぶことで、ご自身のライフプランに沿った堅実な投資へと繋げることができます。当面使う予定のない資金があるなら、個人向け国債をぜひ「選択肢の一つ」に加えてみてください。

参考資料

斎藤 彩菜