本格的に暖かさが戻るこの季節。
「今年こそガーデニングを始めたい!」「お花がいっぱい咲く庭をつくりたい」そんな気持ちが高まりながらも「ちゃんと育てられるかな」「いつも枯らしてしまう…」という不安がちらついてしまう方も多いことでしょう。
そんな方におすすめなのは、お庭の環境になじみ一度根を張ればほぼ勝手に育つ植物たち。
最低限のお手入れだけでOKなので、ガーデニング初心者さんでもズボラさんでも、おしゃれな庭を叶えることができます。
今回は、いまが植え付け適期の《手間いらずでほぼ勝手に育つおしゃれな多年草》を3種厳選し、参考価格とともにご紹介。これからのお庭づくりにぜひお役立てください!
1. 庭になじめば「手間いらずでほぼ勝手に育つ」多年草3選
写真のクロコスミアほか、ローメンテな多年草をご紹介します1/8
Scott Cummings/shutterstock.com
- クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)
- ネペタ(キャットミント)
- アスチルベ
それぞれが好む環境さえ整えてあげれば、ほぼ勝手に育つ&植えっぱなしでOKなものばかり。ローメンテナンスなのにおしゃれな花が咲く庭づくりを楽しんじゃいましょう!
2. 植えっぱなしでローメンテ!ほぼ勝手に育つオシャレな多年草3選
2.1 クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)
大胆な花姿と鮮やかカラーでインパクト抜群「クロコスミア」2/8
Tom Meaker/shutterstock.com
夏の庭でひときわ目を引く、エキゾチックな花姿が魅力のクロコスミア。存在感のある花を取り入れたいときに、ぜひ候補に挙げてほしい一株です。
花色には朱色や黄色、オレンジなどがあり、どれも明るい花色が夏空によく映えます。日なたから明るめの半日陰まで幅広い環境に順応し、やせ地でも育つたくましさも魅力のひとつです。
ただし、非常に繁殖力が強いため、他の植物の領域まで侵入しないよう、時々スコップなどで根を切って整理してあげると美しい景観を保てますよ。
冬は休眠しますが、霜が降りない地域なら植えっぱなしでも越冬可能。とても素敵な花ですが、毒性があるため小さなお子さんやペットが口にしないようご注意ください。
※参考価格:50円~100円前後(球根1球)
※地域によっては栽培が禁止されている可能性があります。お住まいの地域の条例を確認してから栽培してください。
2.2 ネペタ(キャットミント)
可憐な花と爽やかな香りに魅せられる「ネペタ(キャットミント)」3/8
ikuyan/istockphoto.com
茎の節々に咲く愛らしい小花と、清々しい香りが心地よいネペタ。ラベンダーに似た青紫をはじめ、白やピンクの優しい色合いのカラーが展開されています。
さまざまな品種があり、草丈が高いタイプはナチュラルガーデンやハーブガーデンに、草丈の低いタイプは雑草防止のグランドカバーや花壇の縁取りにマッチ。良い意味でシンプルな花姿なので、主役の花の引き立て役としても活躍してくれますよ。
開花時期は春〜秋。丈夫で育てやすいだけでなく、病虫害の心配が少ないのも嬉しいポイントです。風通しと水はけのよい日なた〜半日陰で育てると、花数もぐっと増えますよ。
また、花が一段落した夏場に思い切って半分ほどに「切り戻し」をしてあげると、蒸れを防ぎつつ秋に再び美しい花を咲かせてくれます。
※参考価格:350円~650円(3号ポット苗)
2.3 アスチルベ
ふわふわの花穂がカワイイ「アスチルベ」4/8
Mindstyle/istockphoto.com
小花を密集させて、もふもふとしたメルヘンな花穂をつくるアスチルベ。繊細な花姿ながらも、湿気に強く梅雨の長雨に当たっても花が傷みにくい頼もしい性質を持っています。
赤・ピンクの明るい色合いから、白・薄紫の涼しげなカラーまで花色が多彩。葉の色も緑やチョコレート色、季節で色変わりするものなど個性豊かな品種が展開されており、庭の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
暑さにも寒さにも強い一方で、強い直射日光と乾燥が苦手。夏の直射日光や西日が当たりにくく、湿り気のある半日陰で管理しましょう。
※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
一年草のように毎シーズンの植え替えの手間を省き、ゆったりとした気持ちで楽しめる多年草は、忙しい方やガーデニング初心者さんの心強い味方。
好みの環境を整えてあげれば、しっかりと根を張って毎年きれいな花姿を披露してくれます。
開花時期が違う多年草をいくつか植えておけば、手間がかからないのに四季を通して花が咲く庭を叶えることも可能です。
ぜひ庭の環境に合った植物をお迎えし、季節ごとの花が楽しめる空間をつくってみてくださいね。
4. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
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LIMOガーデニング部
