「お金」への意識が高いか

貯金ができる人は基本的にお金が好きで、日々意識を高く持っている傾向があります。好きなものは、誰でも頑張って集めようとするし、大切にしようとしますよね。

貯金上手な人は基本的に金銭を得るための労働に意欲的ですし、レシートを集めたりクーポンを活用したりと、無駄遣いにも敏感。

「ケチだと思われたくない」「お金に細かいのは卑しい」という考えに囚われすぎていないのも特徴です。毎日のできるところから、上手に“締めて”いくのがおすすめです。

自主的に取り組めるか

自主的に取り組めるかどうかも、貯金上手かどうかの分かれ道。

世の中には、会社やパートナーから「貯金しなさい」と指示されないとできない人や、ローンの返済など状況的に追い込まれないとお金を貯められない人もいますが、しぶしぶ義務的に取り組む状況では、モチベーションを保ち続けることがなかなか難しいです。

自ら「貯めたい」と思う気持ちこそが、貯金のエンジンをかけてくれることを心得ておきましょう。

「こだわるもの」を絞れているか

貯金上手な人は、「こだわって買うものと、そうでないもの」がはっきりしています。

洋服やスマートフォン・電化製品、レストランに至るまで、何でもかんでもブランドものにこだわりすぎる人は要注意。人目やかっこよさを気にして、「とりあえず有名なほう(もの)」を選ぶ癖がある人は、きちんと内容・性能や「自分に本当に必要なのか」を事前検証してから購入するようにしましょう。

「節約」を前向きに捉えているか

貯金額を増やすには、日々の節約が不可欠です。

しかし、「節約=我慢」と感じてしまうと、毎日の生活を楽しめず、過度にストレスが溜まることも。結果、途中で爆発して投げ出したり、ストレス解消で不要な買い物をしたりと、本末転倒な状況に陥ってしまうこともあります。

一方、貯金上手な人は節約をポジティブに捉えている人も少なくありません。例えば、タクシーに乗らず歩いたり、余分なスイーツを控えたりするのも、「ダイエットのため」「肌トラブルを防止するため」と考えるのですね。お金を使わないことを我慢だと捉えなければ、ストレスなく節約を続けやすいでしょう。

「別の手段」をうまく活用しているか

「お金をあまり使わなくて済む別の手段」をうまく活用しているのも、貯金上手な人の特徴です。

例えば、書籍は図書館を活用して借りて楽しむ、スポーツジムも公共の施設を利用するなどすれば、同じ楽しみや満足度を得つつも、ぐっと支出を減らせます。

こうした行動を習慣にできれば、継続的に節約でき、貯金に回せる額も増やせるはず。当たり前に支払っているものの中にも節約できる項目がないか、探してみましょう。

まとめ

貯金を順調に増やしていくには、一時的でなく長期的に、毎日の習慣から見直して取り組んでいく必要があります。上述したような「貯金上手な人の傾向」も参考に、モチベーションをうまく維持しながら、継続的に貯金に取り組んでいきましょう。

LIMO編集部