5. 【年収と年金の関係】年収600万円台の人は将来年金をいくらもらえる?

最後に、「年収」と「年金」の関係について見ていきましょう。

会社員や公務員として厚生年金に加入している場合、年金額は「報酬比例」によって算出され、現役時代の給与や賞与の水準が反映される仕組みとなっています。

そのため、加入期間が同じであれば、年収が高い人ほど将来受け取る年金額も多くなる傾向があります。

たとえば、厚生労働省の「公的年金シミュレーター」を参考にすると、1975年生まれの会社員が40年間就業し、65歳から受給を開始する場合、年収が600万円台で推移したケースでは、年間の年金額は約213万円(月額にしておよそ17万8000円)が一つの目安とされています。

一方で、厚生年金には算定における上限が設けられているほか、自営業やフリーランスのように国民年金が中心となる働き方では、収入の多寡が年金額に直接反映されにくい点には留意が必要です。

このように、年収600万円台は将来の年金額に一定の影響を与えるものの、それだけで老後の生活費をまかなえるとは限りません。

上記をふまえると、制度の特徴を理解したうえで、長期的な視点から備えを考えることが大切だといえるでしょう。

6. 年収600万円台の現在地とこれからのキャリアの考え方

今回は、年収にフォーカスしてお話してきました。職種や業界によって年収には違いが出てきます。働く上での目標として年収を一つの基準にしている方もいらっしゃるかもしれません。

まずは、自分の業界の平均値を確認してみましょう。少しでも、年収アップを目指していきたい方は、キャリアアップや業界を変えて転職することも一つです。

今後も物価高に負けないように、収入を増やすことも考えながらステップアップできるようにしていきましょう。

参考資料