2026年4月13日から19日は「科学技術週間」です。

「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々が理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。

毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間(月曜日に始まり日曜日に終わる)は「科学技術週間」と定められています。

また、この期間にあわせて文部科学省が毎年発行する「一家に1枚」ポスターは、2005年の第1弾発行から20年以上の歴史を刻んできました。

そこで本記事では、記念すべき19枚目の「ウイルス 〜小さくて大きな存在〜」(2023年度)のポスターについて、その内容を詳しくご紹介します。

なお、このポスターは、理化学研究所・小嶋将平さん、国立感染症研究所・渡士幸一さん、大阪大学・渡辺登喜子さん、大阪公立大学・堀江真行さん、京都大学・麻生啓文さん、東京医科歯科大学・多賀佳さん、北海道大学・川久保修佑さん、国立感染症研究所・塩野谷果歩さんなどが携わっています。

※諸先生方の肩書は当時のものになります、現在の肩書と異なる場合があります。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【一家に1枚「ウイルス 〜小さくて大きな存在〜」】ウイルスの歴史に迫るポスターが登場

今回ご紹介するのは「ウイルス 〜小さくて大きな存在〜」ポスターです。

『一家に1枚』シリーズポスターの第19弾である「ウイルス 〜小さくて大きな存在〜」は、多くの人が関心を寄せるウイルスについて説明するポスターです。

ポスターの見どころについて詳しく解説します。

1.1 「ウイルス 〜小さくて大きな存在〜」ポスターの見どころ①:ウイルスについてわかりやすく解説

ポスターでは、「ウイルス」について詳しく説明しています。

2020年から世界中で「新型コロナウイルス」が大流行し、ウイルス感染症の制御が社会課題であることが再認識されています。

このポスターでは、新型コロナウイルス感染症をはじめ、日本の社会・経済全体に大きな影響をもたらしてきた「ウイルス」をテーマにしました。

ウイルスが地球上でどのような存在であるのかを、人間社会や自然環境の観点で多角的に紹介。イラストや写真などを使い、子どもでも理解できる構成で仕上げています。

また、紙面の内容をより掘り下げた特設ウェブサイトや解説動画を製作。動画では、ウイルスの研究者がバーチャルサイエンスコミュニケーターと対話しながら、分かりやすく「ウイルス」を紹介しています。

1.2 「ウイルス 〜小さくて大きな存在〜」ポスターの見どころ②:ウイルスをより詳しく知るために写真や図を使って解説

ポスターでは、コラムでウイルスをわかりやすく解説しながら、「電子顕微鏡で見るウイルス粒子の多様な形」を写真付きで公開。

さらに、イラストや写真でウイルスと細菌の違い、ウイルスの大きさ、自然環境中のウイルスなどを紹介しています。

また、「ウイルスの研究・活用」というコーナーでは、医療や科学の分野で活用されているウイルスを公開。「ウイルスと人類との関わりの歴史」として、下段でイラストを使いながら、人類がウイルスとどうやって関わってきたかを、時系列ごとに解説しています。

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文部科学省科学技術週間「一家に1枚」

Rawpixel.com/shutterstock.com

いかがでしたでしょうか。

「ウイルス 〜小さくて大きな存在〜」は、われわれになじみが深いウイルスについて、わかりやすく解説する貴重なポスターです。

ポスターは、文部科学省の「一家に1枚」ホームページからダウンロードできるようになっています。

ぜひ印刷して掲示し、眺めて、学んで、科学のたくさんの魅力を発見してみてください。

2. 【科学技術関係費用】令和8年度の科学技術関係予算は約6兆3332億円

内閣府科学技術・イノベーション推進事務局が2026年3月に公表した「科学技術関係予算令和8年度当初予算案令和7年度補正予算の概要について」によると、令和8年度の科学技術関係予算は、約6兆3332億円で、前年度比で約25.3%増加しています。

また、科学技術予算の過去の推移を見ると、基本計画の投資規模は約30兆円の範囲で推移し、実績額はそれを上回る約43兆6千億円に達しています。

現在を含む、第7期の投資期間中においては、予算額が大きく増加し、長期的な投資計画に基づく支出が進められています。

参考資料

LIMO編集部