3. 年金生活者支援給付金で受け取れる給付額はいくら?

年金生活者支援給付金には「老齢」「障害」「遺族」の3種類があり、それぞれ公的年金に上乗せする形で支給されます。

ここでは、具体的に受け取れる金額について確認していきましょう。

3.1 2026年度における年金生活者支援給付金の具体的な給付額

2026年度の年金生活者支援給付金の給付額は、2025年度と比較して3.2%の引き上げが決定しています。

年金生活者支援給付金の給付額5/8

年金生活者支援給付金の給付額

出典:厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」をもとにLIMO編集部作成

  • 老齢年金生活者支援給付金(基準額):月額5620円
  • 障害年金生活者支援給付金:障害等級1級は月額7025円、2級は月額5620円
  • 遺族年金生活者支援給付金:月額5620円

4. 年金生活者支援給付金を受け取るための請求手続き

この章では、年金生活者支援給付金を受け取るための請求手続きについて解説します。

すでに公的年金を受給している方の中で、新たに給付金の支給対象となった方には、日本年金機構からお知らせを兼ねた請求書が送付されます。

4.1 基礎年金をすでに受給している方の手続きフロー

年金生活者支援給付金請求書の手続きフロー6/8

年金生活者支援給付金請求書の手続きフロー

出典:日本年金機構「年金生活者支援給付金手続きのご案内リーフレット」

  • 毎年9月の第1営業日から順次、「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が郵送されます。
  • 2025年1月以降に65歳になり、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が届いた方は、電子申請も利用可能です。
  • 電子申請を利用しない場合は、請求書に必要事項を記入し、切手を貼ってポストへ投函します。

なお、支給要件に該当するかどうかの確認が取れない方には、「年金生活者支援給付金請求書(A4型)」と「所得情報等を確認するための所得状況届」が届く場合があります。

次に、年金自体をこれから新たに請求する場合の流れを見ていきましょう。

4.2 老齢基礎年金をこれから請求する方の手続きフロー

老齢基礎年金を新規に請求する方の請求手続きの流れ7/8

老齢基礎年金を新規に請求する方の請求手続きの流れ

出典:日本年金機構「老齢基礎年金を新規に請求する方の請求手続きの流れ」

  • 65歳になる3ヶ月前に、年金の受給に必要な「年金請求書(事前送付用)」に給付金の請求書が同封されて送付されます。
  • 必要事項を記入の上、受給開始年齢の誕生日の前日以降に、年金の請求書とあわせて年金事務所へ提出します。

※障害年金や遺族年金の生活者支援給付金の対象者で、基礎年金を初めて請求する方は、給付金の請求書が自動では郵送されません。年金の請求手続きと同時に、ご自身で年金事務所や市区町村の窓口にて給付金の請求手続きを行う必要があります。

4.3 年金生活者支援給付金はいつ支給される?

年金生活者支援給付金は、公的年金と同様に偶数月の15日に支払われます。もし15日が土日や祝日にあたる場合は、その直前の金融機関営業日に前倒しで支給されます。

例えば、6月に支給されるのは4月分と5月分の給付金です。

年金の受取口座と同じ口座に振り込まれますが、通帳には年金と給付金がそれぞれ別の項目として記載されます。