家事代行を利用しない理由の1つとして、「自分たちの家事だけで間に合っている」という方もいらっしゃいます。確かに、家事分担がうまくいっており、母親の負担がそこまで大きくないと感じているなら、家事代行を利用する必要はないかもしれません。
しかし、家族以外の人の家事の仕方が参考になることは多くあります。
例えば掃除の場合、経験豊富な家事代行の人に掃除のコツや、きれいな状態を維持する方法などを聞くと、今まで知らなかったライフハックを得られた気分になります。
食事も同様で、つくる人が同じだとメニューや味付けが代り映えせずマンネリ化することも。そこで、第三者である家事代行の人につくってもらうと、それまでつくったことがなかった味付けやメニューで、いつもとは違った料理を楽しめて新たな発見があるのです。
(4)子どもと接する時間を確保できる
共働き世帯だと、子どもと接する時間が片働き(専業主婦)の母親よりも少なくなりがちです。子どもとあまり遊べなくて申し訳なく思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、家事代行を利用すればもっと子どもと一緒に話したり遊んだりする時間を確保できます。子どもにとって、自宅で親と接する時間が何よりも楽しいひと時になるはずです。家事や育児に追われて手一杯になっている状態よりも、精神的にゆとりを持って遊べますよ。
(5)かゆいところに手が届く!夫には頼みづらい家事も依頼できる
夫婦で家事の分担をしているものの、夫の家事に対して不満を抱いている女性は少なくありません。
例えば、洗い物をしてもらったけれどまだ汚れが残っていたり、洗濯物のたたみ方がきれいでなかったり…。もしくは、共働きでどちらも仕事が忙しく、分担がうまくいかずに家事がたまってしまい、妻側につい任せてしまう方もいらっしゃるでしょう。
家事代行サービスは、そのような家事の「困った」をサポートできます。家事をもっと丁寧にやってほしい、といったパートナーには言いにくい要望を家事代行には気軽にリクエストできますよ。
家事代行の利用は悪いことではない
ここ数年で「ワンオペ育児」という言葉が流行りだしましたが、その背景には一緒に子育てをする人が周りにおらず、1人で育児や家事を頑張りすぎる母親が多いという現実が垣間見えるように思います。
そのような状況の人こそ、家事代行を利用して少しでも負担を減らした方が、心も体も余裕をもって過ごせるはずです。
なお、家事代行は不在時だけではなく、在宅時にも訪問してもらうこともできます。
「どんな人が来るのかわからない、盗難に遭わないか心配」という方は、はじめは在宅時に家事代行を利用し、安心して任せられると判断したら不在時に訪問してもらってみてはいかがでしょうか。
まだ一度も家事代行を利用したことがないという方は、どの業者も初めて利用する方向けのプランを用意しているので、ぜひ探してみてください。
【参考】
『家事代行サービス登録件数No.1は、滋賀県!』NTTタウンページ㈱
林 加奈