最後に、就活をするうえで知っておきたい「就活セクハラ」について学んでおきましょう。2019年5月に連合が公表した「仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査2019」の結果、就職活動経験のある20代~50代のうち、10.5%の人が「就活活動中にセクハラを受けたことがある」と回答しました。

男女共通で多かった被害は「性的な冗談やからかい」など。男女別では、男性は「性的な事実関係の質問」「性的な内容の情報の流布」、女性は「食事やデートへの執拗な誘い」「必要ない身体への接触」を受けたという意見が多く見られました。

また、セクハラ経験者の割合が一番高かったのは、20代男性(21.1%)という結果にも注目です。「セクハラ」と聞くと女性が被害に逢いやすいイメージですが、実際はそうとも限りません。性別にかかわらず、就活セクハラには十分注意しておきましょう。

まとめ

就職活動では、社会人になる人間としてのルールを守らなければなりません。その一方、企業側にもさまざまなルールが課されています。

どちらも、「相手に不快な思いをさせない」というのが基本。お互いがルールを厳守し、納得のいく就職活動となることを願っています。

LIMO編集部