2026年4月13日から19日は「科学技術週間」です。

「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々が理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。

毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間(月曜日に始まり日曜日に終わる)は「科学技術週間」と定められています。

また、この期間にあわせて文部科学省が毎年発行する「一家に1枚」ポスターは、2005年の第1弾発行から20年以上の歴史を刻んできました。

そこで本記事では、記念すべき16枚目の「南極 〜地球の未来を映す窓〜」(2020年度)のポスターについて、その内容を詳しくご紹介します。

なおこのポスターは、制作当時、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所の地圏研究グループ教授だった本吉洋一さん、宙空圏研究グループ助教(当時)だった江尻省さん、気水圏研究グループ教授だった橋田元さん、生物圏研究グループ准教授だった渡辺佑基さん、副所長・教授であった野木義史さん、所長・教授であった中村卓司さんが携わっています。

※諸先生方の肩書は当時のものになります、現在の肩書と異なる場合があります。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【一家に1枚「南極 〜地球の未来を映す窓〜」】南極の謎に迫るポスターが登場

今回ご紹介するのは「南極 〜地球の未来を映す窓〜」ポスターです。

『一家に1枚』シリーズポスターの第16弾である「南極 〜地球の未来を映す窓〜」は、謎が多い南極について説明するポスターです。

ポスターの見どころについて詳しく解説します。

1.1 「南極 〜地球の未来を映す窓〜」ポスターの見どころ①:南極はどうできたのかをわかりやすく解説

ポスターでは、「南極」について詳しく説明しています。

南極には、ペンギンやオーロラが見られる氷に閉ざされた極寒の地というイメージを多くの人が持っているでしょう。

しかし、それだけではなく、南極は地球の過去・現在・未来を探る上で重要な材料がそろった科学の大陸として知られています。

ポスターでは、さまざまな視点から南極や行われている観測について解説しています。

南極で大量に見つかる隕石、氷床の下に広がる岩石、分厚い氷を掘り抜いた氷床コアは地球の過去を保存したタイムカプセルです。

隕石には太陽系の歴史、岩石には地球の地殻変動の歴史、氷床コアには気候変動の歴史が記録されています。

これらを詳しく調べると、地球がどのようにして生まれて変動を経て、いまに至っているのか知ることができます。ポスターでは、さまざまなコラムなどを掲載して、重要なポイントを紹介しています。