初めて貯金をする場合、「目標を立てること」と「月々の支出を把握すること」が大切です。

まずは貯金額の目標を立てる

初めて貯金をする場合、年間20〜30万円の小さい目標を決めることをおすすめします。

貯金をすると決めても、モチベーションを保つことは意外と難しいのです。

「年間100万円の貯金をする」という目標を掲げる人を見かけますが、年間100万円を貯めるには月8万円の貯金が必要です。

いきなり8万円を貯金に充てるのは難易度がかなり高いので、まずは少額の貯金を目指しましょう。

では、どのようにして目標を決めたらいいのでしょうか。

最も効率的なのは、毎月の収入の10%(余裕があれば30%)を貯金すると決めることです。

計算もしやすいので、給料から寄せやすいですよね。

新卒1年目の貯金は、成功体験を積むことを重視しましょう。

いきなり「年間100万円!」と決めるのではなく、年間20~30万円を目標にコツコツ貯めることをおすすめします。

必要最低限の生活費を計算する

毎月必ずかかる費用や絶対に減らせない費用をあらかじめ計算した上で、いくら貯金できるか把握することが大切です。

例えば家賃や光熱費、スマートフォン(スマホ)代、食費は必ずかかりますよね。これらの出費を把握した上で貯金額を考える必要があります。

当たり前のように思われますが、意識的に貯金をしようと思うなら、まず自分の1カ月あたりの支出を正しく理解しましょう。

自分の1カ月あたりの支出を把握したら、そこから自分がコントロールできる支出、つまり節約できる支出がどれくらいあるのかを考えてみましょう。

例えば、家賃や光熱費といったものは簡単にはコントロールできませんが、食費に関しては外食を減らすといったことができますし、スマホを格安SIMに変更するなど、節約が可能な支出が必ず出てきます。

そのようにコントロールできる支出から節約していけば、月収の10%の貯金も無理なく行うことができるでしょう。

まずは固定費がいくらかかっているのかしっかり把握して、自分が貯金に充てられる金額を知ることが貯金成功の第一歩です。

まとめ

新卒の貯金額の目安は、一人暮らしか実家暮らしかによっても異なります。

月収の10%程度を目安に考えると無理なくお金を貯めやすいです。

会社の福利厚生の一環として、給料から天引きされる財形貯蓄などの制度があれば、そういったものも利用しながら、まずは少額からの貯金計画を立てましょう。

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