2026年4月13日から19日は「科学技術週間」です。

「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々が理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。

毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間(月曜日に始まり日曜日に終わる)は「科学技術週間」と定められています。

また、この期間にあわせて文部科学省が毎年発行する「一家に1枚」ポスターは、2005年の第1弾発行から20年以上の歴史を刻んできました。

そこで本記事では、記念すべき8枚目の「太陽」(2012年度)のポスターについて、その内容を詳しくご紹介します。

なお、このポスターは、天文教育普及研究会からの企画が選考されました。選考委員会のメンバーは、石井雅幸さん(大妻女子大学家政学部児童学科准教授)、北村文昭さん(財団法人つくば万博記念財団参事)、森田由子さん(お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター非常勤講師)、湯本博文さん(学研科学創造研究所所長)です。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【一家に1枚「太陽」】太陽の謎に迫るポスターが登場

今回ご紹介するのは「太陽」ポスターです。

『一家に1枚』シリーズポスターの第8弾である「太陽」は、身近な存在でありながら謎の多い太陽を解説したポスターです。

ポスターの見どころについて詳しく解説します。

1.1 「太陽」ポスターの見どころ①:太陽とは何かをわかりやすく解説

ポスターでは、「太陽」について詳しく説明しています。

身近な星である太陽は、地球の生命活動の源としてさまざまな形で地球の人間の活動に影響を与えています。

そんな太陽について、天体としての性質、過去に歩んできた人類の歴史、地球環境に与える影響、これから宇宙に進出していく人類との関わり、そして太陽の未来などを解説。

ポスターは、天体としての太陽、太陽活動、生命にとっての太陽などさまざまな視点から見られるようになり、左上から右下へと話題が転換されています。

天体としての太陽は、恒星の定義や内部構造、太陽の寿命などについてイラストで説明。また、可視連続光、磁場、Hα線、電波、紫外線、X線など、さまざまな波長の電磁波で撮影された太陽の写真が掲載されています。

さらに、太陽の活動する様子を分かりやすく写真や図で説明しました。

1.2 「太陽」ポスターの見どころ②:太陽を身近に感じられるように図を使って解説

「生命」にとっての太陽では、人類がどのように太陽を扱っていたのか説明。太陽光発電についてなど、太陽の存在を身近に感じられるように、写真で解説しています。

また、宇宙天気ということで、磁気嵐やオーロラについてもイラストなどで紹介。2012年5月21日に起こった金環日食を解説し、日食の原理や安全に観察する方法についても触れました。

1.3 「太陽」ポスターの見どころ③:子どもでも見やすいデザインや工夫で仕上げている

ポスターでは、使用されている用語解説の資料も作成し、太陽だけでなく天文、そして科学への興味が持てるように工夫されています。

子どもでも理解しやすく、見やすいように仕上がっているので親子で楽しめるポスターです。

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文部科学省科学技術週間「一家に1枚」

Triff/shutterstock.com

いかがでしたでしょうか。

「太陽」は、身近な存在ですが詳しくは知らない太陽についてわかりやすく解説する、貴重なポスターとなっています。

ポスターは、文部科学省の「一家に1枚」ホームページからダウンロードできるようになっています。

ぜひ印刷して掲示し、眺めて、学んで、科学のたくさんの魅力を発見してみてください。

2. 【科学技術関係費用】令和8年度の科学技術関係予算は約6兆3332億円

内閣府科学技術・イノベーション推進事務局が2026年3月に公表した「科学技術関係予算令和8年度当初予算案令和7年度補正予算の概要について」によると、令和8年度の当初予算案では、科学技術関係予算は、約6兆3332億円で、前年度比で約25.3%増加しています。

また、科学技術予算の過去の推移を見ると、基本計画の投資規模は約30兆円の範囲で推移し、実績額はそれを上回る約43兆6千億円に達しています。

現在を含む、第7期の投資期間中においては、予算額が大きく増加し、長期的な投資計画に基づく支出が進められています。

参考資料

LIMO編集部