2026年4月13日から19日は「科学技術週間」です。

「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々が理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。

毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間(月曜日に始まり日曜日に終わる)は「科学技術週間」と定められています。

また、この期間にあわせて文部科学省が毎年発行する「一家に1枚」ポスターは、2005年の第1弾発行から20年以上の歴史を刻んできました。

そこで本記事では、記念すべき7枚目の「磁場と超伝導」(2011年度)のポスターについて、その内容を詳しくご紹介します。

なお、このポスターは、低温工学協会からの企画が選考されました。選考委員会のメンバーは、石井雅幸さん(大妻女子大学家政学部准教授)、北村文昭さん(財団法人つくば万博記念財団参事、元日本工業新聞編集局次長)、湯本博文さん(学研科学創造研究所所長、板橋区立教育科学館名誉館長)となります。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【一家に1枚「磁場と超伝導」】磁場と超伝導の進歩を描いたポスターが登場

今回ご紹介するのは「磁場と超伝導」ポスターです。

『一家に1枚』シリーズポスターの第7弾である「磁場と超伝導」は、われわれの生活に役立っている、磁場と超伝導について解説したポスターです。

ポスターの見どころについて詳しく解説します。

1.1 「磁場と超伝導」ポスターの見どころ①:磁場と超伝導をわかりやすく解説

ポスターでは、「磁場と超伝導」について詳しく説明しています。

まず、コラムで磁場と超伝導が何なのかをわかりやすく解説。磁場は、強さの強弱の差がありながらも、宇宙のあらゆるところに存在し、私たちは地球という巨大な磁石が生み出す弱い磁場のなかで生活していると説明。

また、人類は磁場の強さを人工的に変え、精密に計測することによって生活を豊かにしてきた歴史を解き明かしています。

医療、情報、産業、輸送などのさまざまな分野で、高度な技術や先端科学研究には、磁場を使う、磁場を測る技が駆使されていることなどを、わかりやすくポスターで表現。また、あまりなじみがない超伝導についても解説しています。

1.2 「磁場と超伝導」ポスターの見どころ②:子どもでもわかりやすく磁場と超伝導を表現

ポスターでは、超伝導電磁石を取り上げ、医療用のMRI装置や超伝導リニアなど多くの用途に使われていることを解説。また、ポスターの制作当時はちょうど超伝導現象の発見から100周年にあたるとし、「磁場と超伝導」を制作したと明かしています。

ポスターでは、左下から右上に向かって磁場が強くなるように軸を描き、上には自然界に存在する磁場、生活空間における磁場、超伝導以外の材料を用いた電磁石の応用などを表記。

下には超伝導体を用いた装置、設備等の例を描き、子どもたちでも磁場を理解できるように、身近な現象や用品、夢の未来技術まで題材を選定しています。

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文部科学省科学技術週間「一家に1枚」

New Africa/shutterstock.com

いかがでしたでしょうか。

「磁場と超伝導」は、聞いたことがあるけど良く知らない「磁場」「超伝導」についてわかりやすく解説する、貴重なポスターとなっています。

ポスターは、文部科学省の「一家に1枚」ホームページからダウンロードできるようになっています。

ぜひ印刷して掲示し、眺めて、学んで、科学のたくさんの魅力を発見してみてください。

2. 【科学技術関係費用】令和8年度の科学技術関係予算は約6兆3332億円

内閣府科学技術・イノベーション推進事務局が2026年3月に公表した「科学技術関係予算令和8年度当初予算案令和7年度補正予算の概要について」によると、令和8年度の当初予算案では、科学技術関係予算は、約6兆3332億円で、前年度比で約25.3%増加しています。

また、科学技術予算の過去の推移を見ると、基本計画の投資規模は約30兆円の範囲で推移し、実績額はそれを上回る約43兆6千億円に達しています。

現在を含む、第7期の投資期間中においては、予算額が大きく増加し、長期的な投資計画に基づく支出が進められています。

参考資料

LIMO編集部