4.3 給付金の支給日はいつ?

年金生活者支援給付金は、公的年金と同様に偶数月の15日に支払われます。

もし15日が土日や祝日にあたる場合は、その直前の金融機関営業日に前倒しで支給されます。

例えば、4月15日(水)に支給されるのは2月分と3月分の給付金です。

年金の受取口座と同じ口座に振り込まれますが、通帳には年金と給付金がそれぞれ別の項目として記載されます。

5. 【データで見る高齢者世帯の収入源】収入が公的年金のみという世帯の割合は?

年金収入のみで生活している高齢者世帯は、実はそれほど多くないのが現状です。

厚生労働省が公表した「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」によれば、収入が公的年金のみという世帯の割合は43.4%でした。

高齢者世帯の総所得に占める「公的年金・恩給」の割合別世帯構成10/10

高齢者世帯の総所得に占める「公的年金・恩給」の割合別世帯構成

出所:厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況

  • 公的年金・恩給が総所得に占める割合が100%の世帯:43.4%
  • 公的年金・恩給が総所得に占める割合が80~100%未満の世帯:16.4%
  • 公的年金・恩給が総所得に占める割合が60~80%未満の世帯:15.2%
  • 公的年金・恩給が総所得に占める割合が40~60%未満の世帯:12.9%
  • 公的年金・恩給が総所得に占める割合が20~40%未満の世帯:8.2%
  • 公的年金・恩給が総所得に占める割合が20%未満の世帯:4.0%

このデータから、半数以上にあたる56.6%の高齢者世帯が、公的年金や恩給以外の収入源を持って生活費をまかなっている実態がうかがえます。

公的年金だけで生活を維持するのが難しい可能性も考慮し、早めに老後の生活設計を立てておくことが重要といえるでしょう。

6. まとめ

この記事では、年金生活者支援給付金について、対象者の条件、給付額の目安、手続きの方法などを詳しく解説しました。

この給付金は、年金収入だけでは生活が厳しいと感じている方々にとって、暮らしの大きな支えとなりうる制度です。

もしご自身が対象になるかもしれないと思われたら、この記事で解説した支給要件を一度確認してみてはいかがでしょうか。

対象となる可能性がある場合、日本年金機構から送付される請求書を見落とさず、忘れずに手続きを進めることが大切です。

もし手続きで不明な点があれば、給付金専用ダイヤルや年金事務所に相談することもできます。

一人で抱え込まずに、こうした窓口を活用してみるのも一つの方法です。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

マネー編集部社会保障班