2026年4月1日から自転車の交通ルールが変わります。
16歳以上も大人と同じ「青切符」の対象であり、ルールに違反すると厳しい罰則が課される点にも気を付けたいところ。
家計に思わぬ打撃を被らないためにも、新学期が来る前にお子さんといっしょに改めてルールを確認しておきましょう。
1. 「ちょっと通知を見ただけ」が命取りに
自転車での通学中、制服のポケットのスマホが震えたから、信号待ちや低速走行中に画面をチラリ…
2026年3月までは、このような行動をしているところを警察に見つかっても「注意」で済んでいたかもしれません。
しかし、4月1日からはそうはいきません。
自転車の交通違反についてもいわゆる「青切符」が導入されるうえ、16歳以上は「大人扱い」されるからです。
高校生のお子さんが自転車通学に「青切符」を切られてしまい、反則金の支払い対象になる可能性も十分にあるのです。
2. パートやバイトで反則金1万2000円を稼ぐのに何時間かかる?
では、自転車運転中の「ながらスマホ(保持・注視)」の反則金は具体的にいくらなのかというと、目安は1万2000円です。
お財布にはなかなかの打撃となる金額ですよね。
この金額をパート代・バイト代に換算してみましょう。
厚生労働省が発表している「令和7年度地域別最低賃金の全国一覧」によると、東京都の最低賃金時間額は「1226円」です。
つまり、反則金の「1万2000円」を稼ごうと思えば、「約10時間分」の労働が必要な計算になり、1日5時間のパートやアルバイトなら「丸2日分」がタダ働きになってしまう計算です。
「ちょっとお高めのランチを数回楽しめたのに」「欲しかったデパコスが買えたのに」と地団太を踏んでしまうような額ですね。
高校生なら「欲しかったスニーカーが買えたのに」「友達とディズニーランドに行けたのに」という額かもしれません。
3. 何がアウト?警察がチェックする「スマホ運転」の基準
具体的に反則金の対象となるのは、次のような行為です。
- 通話する
- 手に持って操作している
- 手に持って画面を見ている
- ハンドルに固定ホルダーを付けて画面を見ている
いわゆる「ながらスマホ」に該当する行為が対象となります。
さらにイヤホンを併用し、周囲の音が聞こえない状態で運転していると、反則行為として反則金「5000円」が加わる可能性もあるため、要注意です。
4. 春休み中に「家庭内交通安全会議」を
春休みにはぜひ「家庭内交通安全会議」を4/4
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このようなお財布への打撃を避けるためにも、また何より大切なお子さんの安全を守るためにも、この春休み中にはぜひ家族で交通安全について話し合ってみましょう。
「危ないからやめなさい」とあいまいな伝え方をするよりも、「1万2000円があったら何が買えるか?」という経済論の方が響くお子さんもいるかもしれません。
新生活が始まる前に、ぜひ通学路の危険箇所とお財布のリスクを親子で話し合ってみてください。
参考資料
小野 温子