日差しに春の訪れを感じる3月下旬、新年度を前に生活のことを考える機会も増える頃ではないでしょうか。

特に60歳代を迎え、これからの暮らしを考える上で「年金」は大きな関心事ですよね。

公的年金だけでは少し心もとないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、年金の収入や所得が一定基準以下の方々の生活を支えるために「年金生活者支援給付金」という制度があるのをご存知でしたか。

この記事では、どのような方が対象になるのか、いくらくらい受け取れるのか、そして手続きはどうすればよいのか、といった皆さまの疑問に一つひとつ丁寧にお答えしていきます。

年金に上乗せされる「年金生活者支援給付金」の基本

年金受給者の生活を支えることを目的に、2019年に年金生活者支援給付金制度が創設されました。

受給要件を満たした対象者には、2カ月に1回、公的年金の支給日にあわせて年金生活者支援給付金が支給されます。

年金生活者支援給付金には3種類があり、受給する基礎年金の種類に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」にわかれます。

それぞれの所得要件を満たす基礎年金受給者が、この給付金の対象となるということです。