春から4年生になったまっきー。でも、まだまだひとりにはしておけない…ということで、学校のない日は、なおにゃむさんが趣味で通うボルダリングジムに連れていき、他の子どもたちと一緒に遊びながら待たせることもあります。
ジムには、年上、年下、同年代といろんな年齢の子どもが集まってきます。人なつこく「遊ぼう」と寄っていく、まっきーへの反応はそれぞれ。「いいよ」と一緒に遊びだす子がいる一方で、無視をしたり、さらに無視されたまっきーをからかったりする子の姿も…。
「遊ぼう」といっているのに知らん顔をされ、悲しそうな顔をしているまっきーを見ると、なおにゃむさんも気が気ではありません。ここは出ていくべきか、出ていかざるべきか。
でも、すぐに他の子と楽しく遊びだしたまっきーを見て、今回は黙って見守ることにしたなおにゃむさん。
でも、時間の経過とともに、無視をした子の態度もやはり気になります。「やっぱり、まっきーのお母さんっていう立場じゃなくて、ひとりの大人として、そういう態度はよくないって、その子に伝えたほうがよかったかな?」「では、もし、伝えるとして、どう言えばよかったのかな?」。
でも、まっきーへの接し方が当たり前になっているなおにゃむさんにとって、「普通」の子に対して、どう注意したらよいのか、というところが、なかなか思いつきません。ただ、無視したことを怒ったって、なぜいけないのかがわかってもらえないと意味がないし…。そこで思い出したのが、「実は発達障害の子も普通級の子も、接し方はあまり変わりません。」という支援級の先生の言葉。
そうだ。「無視をするのではなくて、遊べない理由を教えてあげて。」なら、どうかしら?
理由は「急いでいる」「忙しい」「その遊びに興味はない」、とにかくなんでも構わないから、遊べないなら理由をきちんと伝えて断ってほしい。自分だって無視をされたら、次にどうしていいかわからないでしょう?…うん、これなら、わかってもらえるかも!
一方、そんななおにゃむさんの気持ちを知ってか知らずか、当のまっきー本人は飄々としたもので…?!。
せっかく考えた方法は、次回持ち越し。でも、屈託のないまっきーの笑顔に、「まっきーのちょっとゆっくりめの成長のおかげで、またひとつ自分も勉強になったなあ。」としみじみ感じる母、なおにゃむさんなのでした。
「まっきーの発達障害アルアル日記」、また次回もお楽しみに。
ご注意:本記事は発達障害と診断されたお子さんを育児中の方の体験記であり、発達障害の症状等を医学的に説明するものではないことをご理解頂けますと幸いです。
【マンガ記事】まっきーの発達障害アルアル日記
言語発達遅延という発達障害で支援級に在籍中のまっきーとママのなおにゃむさんの育児日記。当たり前だと思っていたことが当たり前じゃない、イレギュラーの連続の中で、まっきーに癒されながら子育てをするなおにゃむさんの本音が満載です。
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