ニトリホールディングスが大幅高! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2019年6月25日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、売買代金は依然として2兆円割れ

2019年6月25日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,193円(▲92円、▲0.4%) 反落
  • TOPIX 1,543.4(▲4.2、▲0.3%) 反落
  • 東証マザーズ株価指数 885.1(▲8.2、▲0.9%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:821、値下がり銘柄数:1,209、変わらず:114
  • 値上がり業種数:9、値下がり業種数:24
  • 年初来高値更新銘柄数:47、年初来安値更新銘柄数:44

東証1部の出来高は10億2,985万株、売買代金は1兆7,305億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。今週末に大阪で開催されるG20を控え、様子見スタンスが緩和されることはありませんでした。6月決算の権利付き最終売買日ということもあり、売買代金は記録的な薄商いだった前日よりは増えましたが、依然として2兆円割れが続いています。

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そのような中、日経平均株価は方向感に乏しいながらも、やや調整色を強める展開となりました。寄り付きからマイナス圏で推移しましたが、前場の半ばに一時+27円高のプラス圏に浮上しました。しかし、その後は再びマイナス圏へ沈み、後場の半ばには一時▲171円安まで下落する場面が見られています。最後はやや切り返しましたが、終値は21,200円を割り込む反落で引けました。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となっています。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は5日ぶりに1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は4,761万株、売買代金921億円となり、いずれも前日より減少しました。極端な閑散相場ではありませんでしたが、売買代金は5日ぶりに1,000億円を下回るなど、個人投資家の物色意欲も一巡した感があります。

また、株価指数も反落となり、900ポイント回復がやや遠のいた形です。今後の展開は引き続き個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

NTTデータが連日の年初来高値更新、東京エレクトロンなど半導体関連株が安い

個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)が大幅安となり、ファナック(6954)も値を下げました。

また、半導体関連を中心にハイテク株が売られ、ローム(6963)、ソニー(6758)、アドバンテスト(6857)などが大幅安となり、ルネサスエレクトロニクス(6723)や日立製作所(6501)も冴えない値動きとなっています。

さらに、106円/ドル台の円高進行等から自動車株も値を下げ、SUBARU(7270)やマツダ(7261)が下落しました。

その他では、記録的な薄商いで収益悪化が懸念される証券株の下げもきつく、野村ホールディングス(8604)や大和証券グループ本社(8601)が大幅安となったのが目を引きました。

一方、5G関連で通信株の一角が買われ、KDDI(9433)とNTTドコモ(9437)が堅調に推移し、NTTデータ(9613)は連日で年初来高値を更新しました。さらに、楽天(4755)も取引時間中に年初来高値更新となりましたが、その後は売りに押されて終値は下落しています。

また、小売株では6月度(5/20~6/20)の販売好調が明らかとなったニトリホールディングス(9843)が大幅上昇となりました。

その他では、米国トランプ大統領が日米安全保障条約の破棄に言及したというニュースが流れたことを受け、三菱重工業(7011)、川崎重工業(7012)、IHI(7013)、NEC(6701)、三菱電機(6503)などの防衛関連銘柄が買われたことが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、株価低迷が続いた中村超硬(6166)が連日のストップ高となり、モルフォ(3653)も再び年初来高値を更新しました。一方、手間いらず(2477)が大幅下落となり、サンバイオ(4592)は反落しています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。