一段と暖かさが増し、春の訪れを感じる季節となりました。4月は新年度のスタートであり、働き方や収入、年金の受け取り方を見直す方も多い時期です。シニア世代にとっても、生活設計を改めて考える重要なタイミングといえるでしょう。

その中で見落とされがちなのが、「申請しないともらえないお金」の存在です。公的な給付制度は多くありますが、申請が前提となるものが多く、知らないままでは受給できないケースも少なくありません。

さらに、2025年の年金制度改正では在職老齢年金制度の見直しが行われ、働きながら年金を受け取る人への影響も注目されています。本記事では、シニア向けの給付制度と制度改正のポイントを整理します。

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1. 申請しないともらえない「シニア向けの公的給付」とは?

公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、生活を支える重要なセーフティーネットです。

ただし、要件を満たしていても自動で受け取れるとは限らず、受給には年金請求書の提出など所定の手続きが必要となります。

また、国や自治体が実施する手当や給付金、補助金についても、多くは申請を行わなければ受け取ることができません。

申請期限や必要書類といったルールを守れない場合、本来受け取れる金額が減ったり、受給できなくなることもあります。

こうした公的支援を確実に活用するためには、自身が対象となる制度を把握したうえで、必要な手続きを適切に進めることが重要です。