株投資歴25年の三姉妹の母です。世間では、100歳まで生きるには2千万円貯めないと老後ムリ!という話でもちきりです。誰が悪いとか、そんな話はどうでもいいので、自分の財布は自分で守れるようにしましょう。
資産を増やす手段の一つが「株取引」です。「え?株!?そんな怖いことできない!」いや、思っているより怖くありません。一介の主婦でも、子供の塾代を一部賄っています。筆者は完全なる素人ですが、生活の足しにはなっています。「株が怖い」と思うあなたの株アレルギーが少しでもなくなるよう、筆者の祖母や母の株運用の方法などを交え「株が怖い!」をどう克服したかをお話しします。
親や祖父母や親戚が株をやっていたのをみていたから「怖くない」
どうしても株は「怖いもの」と思われがちです。株は怖い理由は何か?「分からない」から「怖い」のです。正体が分かれば案外大丈夫なのです。身近に株取引をやっている人がいると、正体がうっすら分かります。筆者の祖父母、父母は株の売買で利益を上げていたり、株主優待で得していたり、配当で旅行に行ったりしていたのを見ていました。
高校の同級生のお父さんは、株の利益で家を買ったとまでいっていました。もう30年以上前の話なので全く時代は違いますが、株を買った企業が倒産しない限り身ぐるみはがされるわけではありません。
いくら儲けるのか?の目標を設定すれば「怖くない」
いくら儲けるのか?=売買の値幅が決めてしまえば怖くありません。「でもどうやってその目安をつけるの?」筆者は、直近1年間の「1番高い株価」と「1番安い株価」(年初来高値と年初来安値)を目安にしています。もっと長いスパンで株を運用する方法もありますが、筆者として難しいと思っています。なぜなら、そんなに長期間にわたり数字(株価)を追っかけるモチベーションが持たないこと、そして成果が見えるのが遅すぎるからです。なので、年初来高値のちょっと下、年初来安値のちょっと上、という基準で株価を見ています。
売買のための株価チェックに時間と労力を割くのも、主婦には負担です。そんな主婦にとって利用価値大なのが、証券会社の「株価通知サービス」です。SBI証券の場合「スマートアラート」というサービスがあります。売りたい/買いたい金額を設定すると、メールがきます。例えば、9,000円で買った株を10,000円で売りたい!と思ったら、10,000円でスマートアラートを設定しておけば、10,000円になったときに売る手続きができます。なので、株価を追っかける必要はありません。
また「指値」といって、自分の指定した金額になった勝手に売買する仕組みもあります。当日~10日間で設定できますので、自分で売ると決めた株価で売りたい場合はおすすめです。