1.3 スノードロップ

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スノードロップ

Olesya Myzzz/shutterstock.com

まだ肌寒さが残る早春、雪を割るようにして顔を出すスノードロップ。うつむくように咲く白いベル型の花には、緑色の繊細な模様が入り、その控えめな美しさに惹かれる人も多い植物です。

その姿は、早春の訪れをいち早く告げてくれます。

夏の暑さにはやや弱い一面がありますが、落葉樹の下など、夏に日陰になる場所であれば植えっぱなしでも育てやすく、毎年花を咲かせてくれます。

静かな存在感を持つスノードロップは、落ち着いた庭づくりに自然と溶け込みます。

※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)

2. まとめ|土の中で眠る時間も愛おしい、春の約束

植えっぱなしで毎年楽しめる球根植物は、忙しい日々の中でも無理なく続けられ、庭に確かな季節感をもたらしてくれます。

今回ご紹介した3種類はいずれも主張しすぎることなく、他の植物と調和しながら、庭全体の雰囲気を整えてくれる存在です。

花が終わったあとは地上部が枯れて一時的に寂しくなりますが、それは次の春に向けて土の中で力を蓄えている証。開花時期の異なる植物と組み合わせることで、庭の表情の移ろいをより長く楽しむことができます。

ぜひ今年の秋には球根を植え、来春の庭の風景を思い描いてみてはいかがでしょうか。

2.1 【ワンポイントアドバイス】数年に一度の「掘り上げ」で、さらに美しく

基本的には植えっぱなしで楽しめる球根たちですが、土の中で分球するため数年経つと窮屈になって花つきが悪くなることがあります。

「なんだか花が減ってきたな」「葉っぱばかりが茂るようになったな」と感じたら、それは植物からのサイン。初夏に葉が枯れたタイミングで一度土から掘り上げ、増えた球根を分けて秋に植え直してあげましょう。

数年に一度のこのひと手間が、翌春からの生き生きとした花姿につながります。