春の気配が感じられる3月下旬、新年度に向けて生活の計画を見直している方もいらっしゃるかもしれません。

一方で、物価の上昇は続いており、年金を中心とした暮らしに不安を感じる場面も少なくないのではないでしょうか。

実は、そのような方の生活を支えるため、公的年金に上乗せして受け取れる「年金生活者支援給付金」という制度があります。

この給付金は、65歳以上の老齢基礎年金の受給者で、世帯全員の市町村民税が非課税であるなど、所得が一定の基準を満たす方が対象となります。

この記事では、給付金の対象となる方の詳しい条件や支給額、忘れずに行いたい手続きの方法について、わかりやすく解説していきます。

年金に上乗せされる「年金生活者支援給付金」とはどのような制度か

年金受給者の生活を支えることを目的に、2019年に年金生活者支援給付金制度が創設されました。

受給要件を満たした対象者には、2カ月に1回、公的年金の支給日にあわせて年金生活者支援給付金が振り込まれます。

年金生活者支援給付金には3種類があり、受給する基礎年金の種類に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」にわかれます。

それぞれの所得要件を満たす基礎年金受給者が、この給付金の対象となるということです。