家事・育児の分担について、どのような不満をもっていますか?「共働きなのに育児も家事も私が中心」「家事をしないくせに夫が文句を言ってくる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

共働き世帯が増えつつある今だからこそ、家事・育児における夫の協力は必要不可欠。妻側に負担が集中しないためにも、夫の協力を得るコツをお伝えします!

共働き世帯がぶつかりやすい壁

仕事をしながら行なう育児には、さまざまな壁が立ちはだかります。まず挙げられるのは、保育園が思うように見つからない「保育園の壁」。都心部になると、さらに競争率が高いのが現状です。

そして、保育園のお迎えやお弁当の準備、子どもに朝ごはんを食べさせる…といったスケジュールをこなさなければならない「体力の壁」。たとえ時短勤務でも、そう簡単に乗り越えられるものではないでしょう。

さらに、時短勤務が給与に影響を与える「金銭面の壁」も存在します。このような壁を乗り越えていくには、夫の協力が欠かせないでしょう。

夫に家事・育児に協力してもらうコツ

夫にすんなりと協力要請に答えてもらうには、いくつかのコツがあります。お互い気持ち良く協力し合うためにも、そのコツを抑えておきましょう。

選択肢を2つ用意する

男性は、具体的な指示をされるほうがスムーズに行動できる傾向があるようです。そこで、「なにか手伝って」より「洗いものかトイレ掃除をやってほしい」と投げかけてみましょう。選択肢があれば、どちらか一方を引き受ける流れを生み出せますよ。

人前で褒める

夫が手伝ってくれたら、あえて他の人の前で「いつも助けてもらっている」と褒めてみましょう。周囲から「できる夫」というイメージをもたれることで、よりモチベーションがアップするでしょう。

出産直後がカギ

子どもが生まれたばかりの時期から育児に参加してもらい、夫にも育児に慣れてもらいましょう。授乳間隔が長くなってきたら、夫に子どもを託してお出かけしてみるのもいいですね。親子のコミュニケーションが蓄積される、育児における責任感が養われるといったメリットも得られますよ。

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