心地よい風とともに、本格的な春の訪れを感じる季節になりました。お庭やベランダのちょっとしたスペースに、「もう少し立体感や奥行きを出したい」と感じることはありませんか。

そんな時は、大きくなりすぎず管理しやすい「低木」をお迎えするのがおすすめです。

今回は、春から初夏にかけて香りのバトンを繋いでくれる、魅力的な低木を3種類、参考価格とともにご紹介します。健やかに育てるためのポイントとともに、安全のための注意点も詳しく見ていきましょう。

  • ジンチョウゲ:早春に甘い香りを漂わせる、コンパクトな常緑低木
  • ニオイバンマツリ:春から初夏にかけて、紫から白へ変化する花色と芳醇な香りが魅力の常緑低木
  • バイカウツギ:初夏に爽やかな白い花を咲かせ、オレンジの花のような香りを届ける落葉低木

1. ジンチョウゲ

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ジンチョウゲ

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白や淡いピンクの小花が手毬のように集まって咲くジンチョウゲ。

早春に素晴らしい香りを放ち、いち早く春の訪れを知らせてくれる常緑低木です。樹高は1メートル前後とコンパクトにまとまりやすく、自然と丸みを帯びた美しい樹形に育つため、玄関先などの限られたスペースにも適しています。

【育てるポイントと注意点】

  • 強い西日は避け、明るい半日陰のような環境で育てるのが理想的です。過湿による根腐れを起こしやすいため、水はけの良い土で育ててあげてくださいね。
  • 根を触られることを嫌う繊細な一面があるため、鉢植えの場合は根鉢を崩さないよう注意が必要です。一度植え付けたら、できるだけ移植は控えてください。
  • 樹液に触れるとかぶれることがあります。特に皮膚の弱い方は注意が必要ですので、剪定などの作業時は必ず手袋を着用してください。

※参考価格:1500円〜2500円前後