2. 高齢者世帯の家計収支の実態|収入と支出のバランスを見る

総務省の家計調査(2024年平均)によると、65歳以上の無職夫婦世帯では、毎月約3万4000円の赤字が生じています。年金収入だけでは生活費を賄いきれず、資産の取り崩しや配当・利息といった資産所得で補填しているのが実態です。

月3万4000円の赤字は、年間で約41万円。仮に30年間この状態が続けば、それだけで1200万円超の資産が失われていく計算になります。

赤字幅を縮める方法は大きく2つです。支出を見直して生活コストを下げるか、資産運用や就労で収入を補うかです。どちらか一方に頼るのではなく、両面から対策しておくと、老後の家計はぐっと安定します。