・「独身の友達には相談しにくい、育児の悩みごとを聞いてもらえました」

・「2人目が生まれる直前、私の母が入院してしまいました。上の子の保育園のお迎えができずに困っていたところ、近くに住むママ友が私の子を迎えに行き、病室まで送り届けてくれたんです。毎日欠かさずしてくれたので、本当に感謝しています」

・「多忙な夫とは会話する時間がなく、育児のストレスが溜まる一方。そんなとき、ママ友たちとの会話でストレスを発散することができました」

いざというときに頼りになる、悩みをわかってもらえるなど、ママ友の存在が支えになったケースもあるようです。そのほか、「子育ての情報を得られる」「一緒にいて楽しい」というメリットも。「ママ友はなにかと厄介だ」と決めつける必要はないのかもしれません。

幼稚園ママと保育園ママはこんなに違う

一概に「ママ友」といっても、幼稚園や保育園、男の子、女の子でママ友の質や関係性も異なることが多いでしょう。

保育園ママは共働きのため、ママ友との関係は希薄になりがちです。ですが、送り迎えや行事などを経験していくうちに、父母同士の交流が活発になる傾向にあります。運動会や保護者会後の打ち上げなど、交流する際は小さなグループというよりは、クラス全員に声掛けをするなど、1人1人適度な距離感があるのが特徴かもしれません。また「パパ会」があるクラスも多く、パパの存在感が大きいのも特徴でしょう。

一方幼稚園ママは、幼稚園が短いということもあり、ママ友の関係性も深いものになる傾向にあります。やはり子ども同士の仲が良いと、親同士の交流も増えやすいでしょう。またママの育児時間が長いため、育児で苦労することも多く、ママ友同士で相談などをする機会も増えます。大きなグループというよりは、子ども同士が仲の良い小さなグループに分かれるのも特徴といえるでしょう。

この他にも、習い事やご近所など、さまざまな場所でママ友を作ることができます。1つの場所でうまくいかなくても、分かり合えるママ友と出会えるはずです。

マナーは守りながら、程よい距離感でママ友と付き合ってみると良いでしょう。

「他のママの悪口はNG」である理由

ママ友たちと一緒に過ごしていると、つい他の人の悪口を言ってしまいそうになる瞬間もありますよね。しかし、軽い気持ちで放ったひとことが思わぬトラブルに発展するケースも。悪口によるデメリットを、いま一度確認しておきましょう。

ママ友から距離を置かれる

悪口を言っているママを見ると、「この人の本音が分からない」と距離を置かれてしまう可能性も。せっかく仲が良くなった人とも、疎遠になってしまうでしょう。

トラブルのもとになる

噂話というのは、どんどん大きくなって広がっていくもの。ちょっとした発言が次第に拡大し、相手から訴えられるリスクも発生します。

反対に悪口を言われることも

周囲を否定するような発言を繰り返していると、「あの人は悪口ばかりだ」とマイナスのイメージをもたれてしまいます。たとえ笑顔で接してもらっていたとしても、それは表向きの顔というだけなのかもしれません。

子どもの友達関係にも影響が

たとえ親同士の悪口であっても、「あのママは厄介だから、その子とは遊ばせないでおこう」と対策を練られることもあります。とくにPTAや子ども会が絡んだ関係だと、親の評判が子どもにも影響しやすくなるでしょう。

まとめ

ママ友同士に限らず、良好な人間関係を築くには「他人の悪口は控える」というのが基本。とくにママ友の世界は狭いため、噂話はすぐに広がってしまいます。たとえ本当のことでも、その場にいないママのことを悪く言うのは避けておきましょう。

LIMO編集部