シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は焼鳥チェーン店「鳥貴族」を運営する鳥貴族(3193)の、2019年5月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年6月7日に更新された鳥貴族の2019年5月既存店売上高は、対前年同月比で98.6%とマイナス成長になりました。内訳は客数100.4%、客単価98.2%で、客数が今季初のプラスとなりました(4月は100.0%と横ばい)。

一方で全店売上高は104.0%で、プラス成長を維持しました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、2019年7月期のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。

既存店売上高は、今期10カ月全ての月でマイナス成長です。前期からは17カ月連続のマイナスが継続しています。しかし5月の98.6%は今期最高数字であり、売上高は回復傾向にあります。また5月の客数が100.4%と今期初めてプラスとなっており、注力中の既存店立て直しについて、効果が生じつつあると見ることができます。

また全店売上高は、今期全ての月でプラス成長が継続中です。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は、2017年12月の3,965円を天井に下落がスタートしました。本年3月11日に1,478円の安値を付けた後に反発し、現在は2,000円を超えてきています。

既存店のマイナス成長が継続中ですが、5月は今期初めて客数がプラスに転じ、立て直しの成果が表れつつあります。今期中に既存店売上高もプラス転換を果たすことができるのかが注目されます。

鳥貴族の過去1年間の株価推移

参考資料:月次報告(2019年5月度)

LIMO編集部