貯蓄を始めるなら、1日でも早く始めるほうがいいでしょう。そこで、今すぐにでもスタートできる貯蓄方法として「財布の使い方を見直す」ことがおすすめです。

たとえば、「何日も前のレシートが入ったまま」「ポイントカードが多すぎる」「所持金を把握していない」といった状態に陥ってはいませんか?これらに当てはまる場合、お金がなかなか貯まらないのも無理はありません。

そもそも、財布に興味があればレシートが溜まっていることはないでしょう。所持金も自然と把握できているはずです。また、ポイントカードが多すぎるのは「買い物をする店や商品がバラバラ」ともいえます。

このような状態から脱却するためにも、毎晩寝る前に財布を開ける習慣を身につけましょう。中にレシートが入っていれば取り出しておき、1週間だけ机の上に保管しておきます。

購入するお店や商品を絞るためにも、ポイントカードは最大でも5枚に減らしてくのも大切です。クレジットカードは、ブランドが違うものを2枚ほど入れておくといいでしょう。

毎日財布と向き合うと自分の支出状況も掴めてくるので、お金に対する関心がより高まっていくはずです。今夜から、さっそく財布をチェックしてみてください。

まとめ

お金に無関心のまま「貯蓄が増えたらいいな」と思っているだけだと、なかなか節約意識が高まりません。まずはお金に興味をもって、積極的に貯蓄に取り組むようエンジンをかけましょう。節約がしっかり身につくと、スムーズに貯蓄を増やせるはずですよ。


【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部