上司が指示したとおりに行動したはずなのに、それが悪い結果につながった途端に「そんなことは言ってない。」と突き放された経験がある人も多いのではないでしょうか?

ちゃんと指示どおりになるよう、メモをとったり、復唱したり、工夫はしていたはずなのに、その一言で、すべてが自分のミスになってしまう…。

「申し訳ありません。」と謝りつつも、「過去に戻って、あの時の自分に、上司とのやり取りを録音しておくように忠告してやりたい!…いや、それより、指示通りに行動すると、こんな結果になるってことを、過去の自分に教えてやりたい!」なんてことを、ついつい妄想してしまいますよね。

オフィスでよくある、「言った」「言わない」の水掛け論は、どうしても立場の弱い人が悪者になりがちといえます。そんな中、意外とあるあるなのが、事態の収束によって、いままで争点だった「言った」「言わない」が、どうでもよくなってしまうこと。

ビジネスの現場において、同じ問題が二度と起こらないように、原因を特定し、次からは同じ問題が起こらないように対策をするということは、非常に大切なことですが、こと、「言った」「言わない」の水掛け論に関しては、一概にそうとはいえないようです。

「言った」「言わない」の議論はさておき、目の前の現実を受け止め、それをどう打開したらよいのかを冷静に考えるという姿勢が、よりよい結果を生み出すということも、オフィスあるあるかもしれませんね。

【マンガ記事】妄想シャイン

入社3年目でようやくこなれてきたサラリーマンの主人公は、ストレスが溜まるとひたすら妄想しながら乗り切る、妄想社員。オフィスでよくある、ちょっとしたイライラやモヤモヤを、今日も妄想しながら乗り切ります。

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