年末年始やお盆などの長期休暇には実家に帰省…という人も多いでしょう。普段よりも家事や育児の負担が減ってのんびり過ごせる~という人もいる一方で、義両親との仲は良好なはずなのに、なぜか気が進まない…という人も多いでしょう。
今回は、義実家への帰省で気分がブルーになったエピソードをご紹介したいと思います。

帰省中、夫の態度がイライラの原因となる3パターン

①やたら家事・育児参加をアピールしだす

「普段は私がいわないと何もやらない夫が、息子に『おむつ替えよう!』と呼びかけるなど、急にイクメンぶります。さらに義母も、集まった親戚に対してそれを自慢するようなことをいいます。義母のことは好きですが、私の子でもある孫を、自分の息子アピールの道具として使うのはやめてほしいです。そもそもなぜ、男性はおむつを交換したぐらいでそんなに称賛されるのでしょう?」(34歳/1歳男児の母)

「義実家で娘が掃除ごっこを始めたときのこと。すかさず夫が、『俺がいつも掃除しているのを見てるのかなぁ。この前せっかく俺がキレイに片付けたのに、すぐに散らかして』と、いかにも“いつも掃除してる”という顔で話しだしました。普段、家事をしてくれたときはどの都度お礼も伝えていますが、逆にたとえるならば、私が実家の父親の前で、『私も働いているからなんとか生活が成り立っているけど』って発言するようなものなんですけどね」
(32歳/5歳男児・1歳女児の母)

②独身時代と変わらない、配慮のない息子に逆戻りする

「夫からすると慣れ親しんだ実家でも、私からすると他人の家に寝泊まりにきたようなもの。義母は『いつも忙しいんだから、うちでも自分の家のようにゆっくりしてね。冷蔵庫から好きなもの食べて』といってくれましたが、さすがに初めは気遣いしてしまいますよね。
なのに夫は自分だけ昼間からビールでほろ酔い。せめて自分が飲み物を取りに行くついでに、『何か飲む?』と聞いてくれたら…と思います」(28歳/第1子妊娠中)

「お盆やお正月は、親戚の集まる義実家で、家事を頑張って手伝うようにしています。義姉も義弟も同じ考えのようで積極的に動いているのですが、うちの夫だけはお皿ひとつ下げることもしません。4歳の息子ですら食器を運んでいるのに…。義父が何もしない人で、それを真似ているようですが、義父は食費を全部出してくれています。夫のその態度、子どもの教育にも悪いです」(35歳/4歳男児の母)

③そもそも夫側の実家にばかり帰省する

「長期休暇の帰省は夫の実家ばかりで、私の実家へは、数時間寄るだけかせいぜい1泊。もう少し私の実家でもゆっくりしたいというと、『連休明けてからお義母さんにうちに泊まってもらったら? 俺の仕事中に親子水入らずできるんじゃない?』と。要は、気を遣うから面倒なんでしょうね」(26歳/2歳女児の母)

そのほか出るわ出るわ、帰省したくない理由

「今年40歳になる義両親と同居で独身の義姉が、甘やかされて育ってきたせいか、いまだにお姫様気質のトラブルメーカー。家事もせず収入も入れず、義両親にお金をせびることすらあるそう。夫と娘とで帰省すると、『どうせ食費を浮かせるつもりで来たんでしょ』と嫌味をいってきたり、3歳になる私の娘を目の敵にして、『もしかしたら私は子どもができない身体かもしれないのに、子連れで現れるのはデリカシーに欠けるから、もう帰ってこないで』と連絡してきたりしました」(妻Aのエピソード)


「なぜか大晦日に徹夜する習慣のおせち作りを手伝わされるんです。そしてそのまま初詣へ。毎年初詣の最中に倒れるんじゃないかと思う」(妻Bのエピソード)


「毎年義実家のご近所へ、新年の挨拶まわりに付き合わされる。お土産の手配も一苦労だし、姑の長い世間話が終わるまで待ってなきゃならないのがしんどい」(妻Cのエピソード)


「義実家は本家で、正月は親戚一同が集まって宴会をします。女性陣が給仕係。お正月の三が日が一年で一番疲れます」
などなど…どのエピソードからも妻の苦労がにじみ出ています。(妻Dのエピソード)

無理には帰省しないという選択もあり、するなら夫婦で気遣いあって