串カツ田中ホールディングスが爆騰! 日経平均株価は3日続伸

【東京株式市場】 2019年6月11日

株式市場の振り返り-厳しい薄商いの中、日経平均株価は「令和」で初の3日続伸

2019年6月11日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,204円(+69円、+0.3%) 3日続伸
  • TOPIX 1,561.3(+8.3、+0.5%) 3日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 901.0(+6.1、+0.7%) 3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,368、値下がり銘柄数:676、変わらず:97
  • 値上がり業種数:26、値下がり業種数:7
  • 年初来高値更新銘柄数:83、年初来安値更新銘柄数:14

東証1部の出来高は10億237万株、売買代金は1兆6,720億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国市場の上昇はあったものの、特段目立った材料に乏しい中で投資家の様子見スタンスがいっそう強まりました。売買代金は4日連続で2兆円を大きく割り込む厳しい薄商いが続いています。

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そのような中、日経平均株価は概ね堅調に推移しました。寄り付き直後は一時▲68円安と反落しましたが、前場の半ばにプラス圏へ浮上すると、その後は21,200円前後の値動きとなりました。一時+93円高まで買われる場面もあり、終値も5月28日以来となる21,200円台で引けています。

これで3日続伸となりましたが、気がつけば新元号「令和」となって初の3日続伸です。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となりましたが、上昇率は日経平均株価をやや上回りました。

東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は6日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,467万株、売買代金960億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲はまだ本格回復には至っておらず、売買代金は6日連続で1,000億円を下回っていますが、徐々に増えつつあります。

また、株価指数は3日続伸となりました。終値でも5月31日以来の900ポイント回復で引けました。ただ、900ポイント台定着は、個人投資家の物色意欲回復次第と言えそうです。

日立製作所が連日の年初来高値を更新、トヨタ自動車はコツコツと6日続伸

個別銘柄では、ハイテク株への買い戻しが続いており、東京エレクトロン(8035)が大幅高、日立製作所(6501)は連日の年初来高値更新となりました。さらに、日本電産(6594)、村田製作所(6981)、ローム(6963)などの電子部品株に加え、シャープ(6753)やルネサスエレクトロニクス(6723)なども大幅上昇となっています。

また、食品株の一角にも見直し買いが入り、アサヒグループホールディングス(2502)が値を上げ、日本ハム(2282)は連日で年初来高値を更新しました。その他では、株価下落基調が続く金融株が買われ、とりわけ、野村ホールディングス(8604)など証券株の大幅上昇が目を引きました。

なお、自動車株ではトヨタ自動車(7203)が堅調に推移し、これで6日続伸となっています。

一方、ファーストリテイリング(9983)が大幅安となり、高島屋(8233)は取引時間中に年初来安値を更新しました(終値は上昇)。また、任天堂(7974)、キーエンス(6861)、アステラス製薬(4503)などが値を下げ、前日に年初来高値を更新したNEC(6701)は反落となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、6月21日から東証1部へ指定替えとなった串カツ田中ホールディングス(3547)が一時+15%超高の爆騰となり、メルカリ(4385)も続伸して終値で公開価格(3,000円)を回復しました。一方、前日にストップ高となった窪田製薬ホールディングス(4596)は急反落で引けています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。