「隣家や道路からの視線が気になる」「目隠しにフェンスを設置すると圧迫感が出そう」「なるべく手入れがいらない、おしゃれな目隠し常緑樹を植えたい」
このような方におすすめなのが、一年を通して葉が茂り、かつ病害虫にも比較的強い常緑樹。見た目がおしゃれな庭木を植えれば、目隠しとしてはもちろん、お庭のシンボルツリーを兼ねることもできます。
そこで今回は、ローメンテナンスなのに目隠し&シンボルツリーとして活躍してくれる常緑樹を3つ、参考価格とともにご紹介。比較的育てやすい庭木を厳選しましたので、ぜひお庭づくりの参考にしてください!
1. この記事で紹介する「ローメンテな目隠し常緑樹」
写真のソヨゴほか、ほぼ手入れ不要の目隠し常緑樹をご紹介します1/7
Kazu Inoue/shutterstock.com
- ソヨゴ
- グリーンコーン
- フェイジョア
記事後半では「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。
2. シンボルツリーにもおすすめ!ローメンテな「目隠し常緑樹」3選
2.1 ソヨゴ
どんな庭にも馴染みやすいナチュラルな姿が魅力の「ソヨゴ」2/7
Honki Kumanyan/shutterstock.com
- 最大樹高:3~7m
- 開花時期:初夏
- 実の鑑賞期:秋
明るいグリーンの葉色と密生しすぎない枝葉が魅力のソヨゴ。どんなテイストのお庭にも馴染みやすいナチュラルな雰囲気をもつ常緑樹です。
春には小さな白い花が咲き、雌株は秋におしゃれな赤い実をつけるため、常緑樹ながら季節の移ろいを感じられるのも嬉しいポイント。風が吹くと葉がこすれ、シャラシャラと爽やかな音が鳴るのも魅力のひとつです。
日陰にも強く、日なたから明るい日陰まで、幅広く対応してくれます。成長がゆっくりで自然と樹形が整うため、剪定の手間もあまりかかりません。切り戻したい場合は真夏と真冬を避け、気候のいいときに作業してください。
※参考価格:1万5000円~2万5000円前後(高さ1.5m前後)
2.2 グリーンコーン
鮮やかなグリーンの葉が美しい「グリーンコーン」3/7
筆者撮影
- 最大樹高:3~5m
名前の通り、鮮やかなグリーンの葉とトウモロコシのような円柱形の樹形が特徴的なグリーンコーン。ニオイヒバの仲間で、葉からは爽やかな芳香も楽しめます。
暑さにも寒さにも病虫害にも強く、コニファー類のなかでは比較的育てやすい性質です。ピンポイントでさりげない目隠しにもできますし、列植して生垣として楽しむのもおすすめです。
日当たりと風通しがいい場所を好みますが、午前中だけ日が当たる半日陰でも大丈夫。コンパクトな姿をキープしたいときは、幹の上部を切り戻すと高さを抑えられます。剪定や形を整える刈り込みは、春~初夏に行いましょう。
※参考価格:1万5000円~2万円前後(高さ1.5m前後)
2.3 フェイジョア
花も実も楽しめる、異国情緒漂う庭木「フェイジョア」4/7
Garmasheva Natalia/shutterstock.com
- 樹高:1.5〜5m
- 開花時期:春~初夏
- 実の鑑賞・収穫期:秋
フェイジョアは、丸みのある葉とエキゾチックな花がおしゃれな庭木。葉の表は濃いグリーン、裏側はシルバーグリーンになっており、風が吹くと表裏が見え隠れして庭のアクセントになってくれます。
果実の収穫も楽しみたい場合は、1本でも実がなる自家結実タイプを選ぶか、違う品種のフェイジョアを2本以上植えましょう。害虫が付きにくいため、無農薬で甘酸っぱい風味の果実が味わえますよ。
花や実の数を増やすためにも、日当たりと風通しが良い場所に植え付けましょう。成長がゆっくりなので剪定はほとんど必要ありませんが、切り戻したい場合は春に行いましょう。やや寒さに弱いため、暖地向きの庭木です。
※参考価格:1万5000円~2万2000円前後(高さ1.5m前後)
3. ローメンテな目隠し常緑樹を植えて、お部屋に爽やかな風を取り込もう
今回は、ローメンテナンスで目隠しになり、シンボルツリーとしても活躍してくれる常緑樹を3つご紹介しました。
窓を開けて換気したいときも、目隠し常緑樹があると視線を気にすることなく爽やかな風が取り込めます。種類によっては花や果実、香りが楽しめるのも樹木を植える大きなメリットです。
ぜひこの記事を参考に、ご自宅の雰囲気や環境にあう素敵な目隠し常緑樹のお迎えを検討してみてくださいね。
4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?
日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い5/7
出所:LIMO編集部作成
さいごに「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違い」も整理しておきましょう。
- 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
- 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
- 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
- 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。
「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、そのような場所では花つきや葉色が悪くなりがちです。
可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。
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6. 日陰の狭い庭に地植えできる、ほぼ手入れいらずな目隠し常緑樹もご紹介
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日陰や病虫害に強く、成長ゆっくりなので、狭い場所でもほぼ手入れ不要。初心者さんやお忙しい方でも管理しやすい庭木を厳選していますので、こちらも合わせて、目隠し常緑樹選びの参考にしてくださいね。
鈴森 真樹