販売スタッフが、下記のように態度が大きい場合や挙動不審な場合にも、無意識にあなたを「大切なお客様」として扱っていないというケースが少なくありません。

  • 無表情
  • 笑顔がない
  • 「~っス」など、語尾が丁寧ではない
  • カラダがこちらに向いていない(商品を手に取って説明しているとき、正面より若干斜めの姿勢のときは除く)
  • 落ち着きがなく、常に周囲をキョロキョロ見ていて視線が合わない
  • 体が反り返り、威圧感がある
  • テーブルの上に肘をついている(テーブル説明の際)

説明の内容も乏しく、商品のおすすめ理由なども具体的でない場合には、一度そのスタッフから離れて別のスタッフに対応してもらいましょう。

ただし、このような販売スタッフの場合、小さい頃からのクセや態度が抜けないままという場合もあるため、説明の内容をよく聞いて判断するのがおすすめです。

態度はイマイチでも、商品についてはよく研究していて、おすすめポイントや購入するメリットが具体的でわかりやすいというケースもあるものです。

聞かないと答えない

会話の適切な間を取っているのではなく、こちらが聞くまで一切何も答えないという販売スタッフもいます。

会話をしているのに終始だんまりで通されるとア然としますが、営業担当者や販売スタッフの中にも他人と接するのがあまり得意ではない人もいます。

ただ、こういう販売スタッフも、「態度が横柄&挙動不審」の項目で紹介したように、商品をよく研究し、おすすめポイントや購入メリットを具体的に説明してくれる場合があります。

「この商品のおすすめポイントはどこですか?」「他の商品と比較したときの購入メリットは何ですか?」などと、こちら側から具体的に尋ねてみましょう。

もし、販売スタッフから具体的でわかりやすく、納得のできる説明があった場合には、担当を変えずに説明を進めてもらうという選択肢もアリと言えます。

まとめ

「ドン引き&ア然」な対応をする販売スタッフの場合、お客様に対して誠実でないなど注意が必要なケースも少なくありません。

もし、今回紹介したような対応をする販売スタッフに当たってしまった場合には、そのスタッフをよく観察してみましょう。「聞きにくい」「言いにくい」などと遠慮して商品を購入することは、あなたのためとは言えません。

山内 良子