社内イベントや親睦会などの出し物は、若手の担当という会社も多いのではないでしょうか?若手に丸投げするくらいだから、たいしたことはないのだろうと思いきや、「部署の代表」「上司の顔に泥を塗るようなことがないように」などとプレッシャーをかけられて、無駄に高いクオリティまで要求されてしまうこともしばしば。

目立つことが大好きな人ならともかく、好きでやるわけでもないのに、「これは業務外だから、準備は業務時間外で。」などと言われてしまうと、部下は思わず「おいおい、これは明らかに業務だろ。」とつっこみたくなってしまいますよね。

しかし、一方の上司の立場からすると、「業務として認めるわけにはいかないが、多少のプライベートを犠牲にしてでも、会社のために頑張ることは、きっと将来的にプラスになるはず。」という、部下の成長を願う気持ちが、いくばくか含まれていることも。

オフィスでよく聞く、「業務」と「業務外」の境界線は、なかなかに判断が難しいものといえます。

そんな中、意外とあるあるなのが、そこまでプライベートをつぶして必死に頑張っている様子もなかった部下が、比較的短期間に上司が求めるレベルに達してしまうこと。上司が課したハードルが低めだったのか、部下がやっていることが、すごく見えて実はそうでもないのか。でも確認してみると、やっぱり要求したレベルには達している…。

業務と認められないのであれば、業務として認められる範囲で済ませてしまおうと、努力を合理化するという発想の転換が、思いがけず良い結果を生んだりすることも、オフィスあるあるかもしれませんね。

【マンガ記事】妄想シャイン

入社3年目でようやくこなれてきたサラリーマンの主人公は、ストレスが溜まるとひたすら妄想しながら乗り切る、妄想社員。オフィスでよくある、ちょっとしたイライラやモヤモヤを、今日も妄想しながら乗り切ります。

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寺須こってぃ