3月は年度末を迎え、年金制度や給付内容の見直しが気になる時期です。物価上昇が続くなか、「年金だけでは生活が不安」「少しでも収入を増やしたい」と感じている人も多いのではないでしょうか。
特に65歳以上で年金収入が中心の低年金世帯にとって、見逃せないのが「年金生活者支援給付金」です。この制度は申請しないと受け取れないケースがある一方、対象となれば偶数月の年金に上乗せして支給される重要な公的支援です。
本記事では2026年度の給付額の目安をはじめ、対象となる人の条件、申請手続き、4月15日などの支給スケジュールまで整理します。
「自分は対象になるのか」を確認し、取りこぼしを防ぐための参考にしてください。
1. 2026年度の支給額は?上乗せされる金額の目安を確認
「年金生活者支援給付金」は、公的年金等の収入金額やその他の所得が一定基準に満たない場合に受け取れる給付金です。
老齢年金、障害年金、遺族年金のそれぞれの年金に給付金が設けられており、2カ月に一度、公的年金に上乗せして支給されます。また、給付額は公的年金と同様に、年度ごとに見直しがおこなわれます。
1.1 年金生活者支援給付金「2026年度の給付額」はいくら?
2026年度の「年金生活者支援給付金」の給付額は、前年度より+3.2%引き上げが決定しており、6月支給分の「4・5月分給付金」から増額率が適用されます。
各給付金の2026年度月額は以下の通りです。
- 老齢年金生活者支援給付金(月額):5620円(※基準額)
- 障害年金生活者支援給付金(月額):1級7025円・2級5620円
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5620円
なお、老齢年金生活者支援給付金については、上記を基準額として、保険料納付済期間などをもとに実際の給付金額が計算されます。
