「新築マンションや築浅マンションはいつの時代も人気です。「中古」マンションには未だに「汚い」「古い」などのイメージが先行しています。

確かに新築・築浅マンションは設備が新しく魅力的に見えますが、「マンションがどんな風に管理されていくかが不透明」というリスクを抱えています。

中古マンションの場合、ある程度経年劣化が進んでいるため「どのような管理で維持されてきたのか」を知った上でマンションを見極めることができます。

管理面で気をつける重要ポイントの1つとして「長期修繕計画」があります。長期修繕計画とは、修繕積立金をどのように住民から集めていくかをまとめた下記のような資金計画をいいます。

1. 長期修繕計画の妥当性(費用見込みが甘くないか)
2. 適切に計画が見直しされているか(国交省は5年に1度を推奨しています)
3. 修繕積立金の滞納状況(滞納者や滞納金額の状況)

などをチェックした上で判断していく必要があります。
長期修繕計画に関する判断は専門知識が要求されますので、ぜひ仲介を担当する営業マンに詳しく質問されることをおすすめします。

マンションジャーナル