2. 2026年3月募集「個人向け国債」の金利はどのくらい?
2026年3月募集分(募集期間:3月5日〜3月31日)の「個人向け国債」における、変動10年・固定5年・固定3年の金利は以下のとおりです。
- 変動金利型10年:1.40%(税引後 1.1155900%)
- 固定金利型5年:1.58%(税引後 1.2590230%)
- 固定金利型3年:1.34%(税引後 1.0677790%)
10年以上使う予定のない資金で個人向け国債の購入を考える場合、変動10年を選ぶべきか、あるいは固定5年を選んで満期後に再び固定5年を選択するかなど、判断に迷う人もいるでしょう。
次章では、変動10年・固定5年・固定3年の選び方の目安について確認していきます。
3. 変動10年・固定5年・固定3年の選び方の目安
個人向け国債には、「変動10年」「固定5年」「固定3年」の3種類があり、運用する期間や金利環境の見通しなどによって適した選択は異なります。
どのタイプを選ぶか迷ったときは、資金をいつ使う予定なのかや、どのくらいの期間保有するのかを基準に考えると判断しやすくなります。
たとえば、しばらく使う予定のない資金を比較的長期間運用する場合には、半年ごとに適用利率が見直される「変動10年」が候補となります。
市場金利の変化に応じて受け取れる利息が変わるため、金利が上昇している局面では利回りが高くなる可能性があります。
一方で、満期まで利率を固定して運用したい場合には、「固定5年」や「固定3年」を選ぶ方法もあります。
これらは購入時に決まった利率が満期まで変わらない仕組みとなっており、将来受け取れる利息をあらかじめ把握しやすい点が特徴です。
このように、運用期間や金利動向に対する考え方によって適した商品は変わるため、資金の使用予定時期などを踏まえながら、自分の目的に合ったタイプを選ぶことが重要です。
次章では、判断材料の一つとして、変動10年の適用利率がこれまでどのように推移してきたのかを確認していきましょう。
著者
ファイナンシャルアドバイザー。京都教育大学卒業後、SMBC日興証券株式会社に入社。個人・法人の資産運用コンサルティング業務に従事。「株式・投資信託・債券」などを中心とした資産運用や、保険商品を活用した相続対策など、お金に関するトータルサポートをおこなった。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員資格)、AFP(Affiliated Financial Planner)保有。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)
監修者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
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