新年度の始まりを控えた3月は、年金や社会保障制度の内容を改めて確認しておきたい時期です。

物価上昇が続くなか、年金だけでは生活が厳しいと感じる高齢世帯も少なくありません。こうした低所得の年金受給者を支援する制度として設けられているのが「年金生活者支援給付金」です。

対象となる人には、年金の支給日にあわせて“年金+α”の給付金が振り込まれます。

2026年4月15日の年金支給日もその一つです。本記事では、この給付金の基本概要から種類ごとの対象条件、給付額、申請手続きの流れまでを整理して解説します。

1. 低所得の年金受給者を支援する制度|年金生活者支援給付金の基本を整理

年金受給者の生活を支えることを目的に、2019年に年金生活者支援給付金制度が創設されました。

受給要件を満たした対象者には、2カ月に1回、公的年金の支給日にあわせて年金生活者支援給付金が振り込まれます。

年金生活者支援給付金には3種類があり、受給する基礎年金の種類に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」にわかれます。

それぞれの所得要件を満たす基礎年金受給者が、この給付金の対象となるということです。