3. 今植えて春本番に満開!ネモフィラを美しく咲かせる「育て方」

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紫と白のツートーンの花を咲かせているネモフィラ

Nick Pecker/shutterstock.com

3.1 植え付けの時期

店頭に苗が並び始めるのは、秋の10〜11月と、早春の2〜3月。秋や寒さの残る早春から植え込んでおくと、根がしっかり張り、春本番にはボリュームのある満開を楽しめます。

冬の寒さが心配な方や寒冷地にお住まいの方、手軽に春の庭を彩りたい方は、早春につぼみが付いた苗を選ぶのがおすすめ。根が真っ直ぐ伸びる性質があり、植え替えを嫌うため、ポットから出す際は根鉢を崩さず、優しく扱いましょう。

3.2 場所選び

ネモフィラを美しく咲かせるためには、日当たりと風通しのよさが欠かせません。日光が不足すると、茎がヒョロヒョロと徒長し、花付きも悪くなります。

また、過湿を嫌うため、風が通りやすく土が乾きやすい環境が理想的です。地植えにする場合は少し土を盛り上げた状態にしたり、鉢植えの場合は雨ざらしにならない場所に置いたりするとよいでしょう。

3.3 水やり

乾燥ぎみの土壌を好むため、水をやりすぎないことが大切。水やりのタイミングは、必ず土の表面がしっかり乾いたことを確認してから、鉢底から流れるくらいたっぷりと与えましょう。

秋に植えた場合は、生長が緩やかな冬の間は、水やりを控えめに管理することで根が強く張り、春の満開へとつながります。

3.4 肥料の与え方

ネモフィラは肥料を与えすぎないほうが花付きがよくなります。植え付け時に元肥として緩効性肥料を少量混ぜれば、その後の追肥はほとんど不要です。

葉の色が薄くなったと感じた場合は、薄めた液体肥料を1〜2回与えると元気になり、花つきがよくなります。

3.5 摘芯と花がら摘み

株を横に広げ、カーペットのように仕立てるには、生長初期の摘芯が効果的です。茎の先端を軽くカットすることで脇芽が次々と出て、花の密度がアップします。

また、花が咲き終わったら、こまめに花がら摘みをおこないましょう。種を作るエネルギーを次の花芽づくりに使えるため、春の終わりまで長く咲かせ続けることができます。

3.6 病害虫対策

気温が上がると発生しやすいのがアブラムシ。新芽やつぼみに群生して栄養を奪うため、見つけしだい、手で取り除いたり、薬剤で駆除したりしましょう。

また、雨が続いた時や風通しの悪い場所などで株内の湿度が高くなると、病気が発生しやすくなります。黄色くなった下葉を取り除き、風通しをよくすることが病気の予防に効果的です。

4. 愛らしいネモフィラで描く庭一面のフラワーカーペット

青く澄んだ空の色や、雪のような純白、シックな大人色まで、多彩な花色のネモフィラ。遠くの絶景スポットまで行かなくても、自宅の庭でカーペットのように咲き広がる姿を楽しむことができます。

丈夫な性質で手間がかからないため、ガーデニング初心者にも簡単に育てられるのがうれしいところ。お気に入りの花色を選んで、春の光に輝くネモフィラの美しさを満喫してみませんか。